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歴史が面白くなる 東大のディープな日本史

2017-02-25 05:42:34 | 歴史関連情報
歴史が面白くなる 東大のディープな日本史


 東進ハイスクール講師 相澤 理 氏 著

 ぐいぐい読める、歴史好きにはたまらない本です。

 その特徴は・・・・。

 井沢元彦氏の歴史書は面白いのですが、仮説が多く、入試には出せません。
 その他の歴史書も同様です。
 仮説としては面白いのだけれど、本当か?と言われると疑問符がつきます。

 この本は、東大の入試問題です。

 さすがに、仮説レベルのものを出すわけにはいけません。

 しかし、かといって、誰にもすぐにわかる問題では差がつきません。

 細かい知識を問う問題なら簡単なのですが、この本のように、大きなテーマを、しかも入試問題として出すのは出題する方が難しいのです。

 東大の教授が頭をひねって作った問題だから面白いのです。

 一般の歴史好きな人でも、けっこうわかりますよ。
 だから余計に面白いのかも・・・。


amazonの商品説明です。

内容(「BOOK」データベースより)

江戸幕府は鎖国していなかった!?東大の入試問題であなたの知らない日本史の姿が見えてくる。

出版社からのコメント

「東大の日本史」は、単なる入試問題で片付けられない。 「東大日本史」ほど“深い"入試問題はありません。すべての日本史予備校講師を魅了してやまない「東大日本史」。だから、この「東大日本史」をすべての歴史ファンに知って欲しい。
 「東大日本史」の入試問題は、単に覚えた知識を“披露する"という類の、知っていればできるというものではなく、歴史学的視点をもとに思考をしなくては解答までたどり着くことができない「良問」です。
  本書は、この東大日本史入試問題を題材として、日本史の出来事や制度の、あまり知られていない「側面」を考えてみよう、というものです。東大の問題から、ある事実を考えると、実はステレオタイプの理解にとどまっていたのでは?と“深く"考えさせられます。そして、東大の問題が、私たちに「あるメッセージ」を投げかけていることにも気づくことができます。
  こんなに“深い"入試問題は、他に例を見ません。
  東大の入試問題で、あなたの知っている「歴史」を見直してみるのはいかがでしょうか?


目次です。

第1章 古代(古代の朝廷はなぜ白村江の戦いに臨んだのか?―92年度第1問
 古代の朝廷の外交の「たて前」と「実際」とは?―03年度第1問 ほか)

第2章 中世(平氏はなぜ政権を奪取できたのか?―06年度第2問
 北条氏はなぜ将軍になれなかったのか?―97年度第2問 ほか)

第3章 近世(豊臣秀吉が天下統一に向けてとった手法とは?―09年度第2問
 江戸時代の幕府と朝廷の関係とは?―96年度第3問 ほか)

第4章 近代(明治新政府が内外に打ち出した方針とは?―97年度第4問
 大久保利通が描いた日本の将来像とは?―94年度第4問 ほか)

 

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