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水泳は浮くための指導を!

2014-08-05 05:31:09 | 教育関連情報
読売 漂流22時間、一晩明かす…背浮きで自力生還 2014年07月29日 07時36分
 http://www.yomiuri.co.jp/national/20140728-OYT1T50087.html

 この記事から一部抜粋します。

静岡県伊東市の海岸から27日正午頃に泳ぎに出たまま行方不明となっていた神戸市の会社員中嶋祐輔さん(29)が、約22時間後の28日午前、約40キロ南の同県下田市の海岸で救助された。

 下田海上保安部によると、中嶋さんは漂流中、顔を水面から出してあおむけに浮く「背浮き」を続け、救助を待ったという。


中嶋さんが生還できた理由について、同保安部は「背浮きで体力を温存できたことと、水中マスクを外さなかったため、鼻から海水が入るのを防げたことが良かった」と説明している。

中嶋さんは発見時、シャツ形の長袖水着と短パンを着用し、シュノーケルと水中マスク、足ひれをつけていたが、浮力のある物は持っていなかった。海上では潮の流れに逆らわず、手足を大の字に広げ、背浮きの状態で一晩を明かした。

 背浮きで命を守った実例です。

 そこで、次の記事を紹介します。

「着衣泳」で水の事故防ごう 海外でも注目「Uitemate(浮いて待て)」
 産経ニュース http://sankei.jp.msn.com/life/news/140723/edc14072308300003-n1.htm

事故で多いのが、洋服を着た状態で溺れるケース。そんなときは、水に浮いて呼吸を確保し、救助を待つ「着衣泳」が有効という。「Uitemate(浮いて待て)」を合言葉に小学校などでは講習が盛んに行われ、海外にも広がっている。

講師は、水難からの生還法を広める水難学会(新潟県長岡市)の指導員。「水に落ちても服や靴は脱がない。浮力になるし、服は体温を保ってくれる。一番のポイントは浮いて待つことだよ」と呼び掛ける。

 今の学校では、25m泳げることが目標になっています。

 もちろんそれも大切ですが、「6分間浮き続ける」ことも重要だと思います。

 新学習指導要領では、これも加えてはいかがでしょう。

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