あなたも社楽人!

社楽の会の運営者によるブログです。社会科に関する情報などを発信します。

岐阜市立東長良中学校-2-

2009-11-02 05:59:45 | 日記
岐阜市立東長良中学校の生徒の学びはどうして生まれたのでしょうか?

その秘密は、生徒会組織の中にありました。



生徒が、学習委員会をつくり、教科係会などがそれぞれの「学び」を高めているのでした。
ある学級の掲示です。



教科ごとの言語活動の内容を、各教科委員が説明しています。
例えば、社会科の教科委員は次のように書いています。

仲間の意見と比べて発表する。
 「~さんとは違って」「~君の意見と同じで」などと話す。
ジェスチャーを使って話す
 なるべく自然なジェスチャーをする。
前回の学習で習った言葉を使って話す。
 「前回習った~のように」と話す。

また、あるクラスの掲示です。



話し方や反応、表情・目線、声などについて係なりの思いが書かれていました。

全体会の場でも、生徒が説明してくれました。



学習活動についてのアンケート結果を委員会がまとめたものです。さすがにまとめも上手です。



アンケート結果は、廊下にも掲示されていました。

各クラスの理科の係会が学習の様子をまとめたものです。



これは、数学の例ですが、「聴き手の反応がうすい」という授業の課題について述べていました。



あの子どもたちの姿は、こうした活動に裏付けられていたのです。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。