《 教育とは… 》
アインシュタインの言葉である。
教育とは、学校で習ったすべてのことを忘れてしまった後に、自分の中に残るものをいう。そして、その力を社会が直面する諸問題の解決に役立たせるべく、自ら考え行動できる人間をつくること、それが教育の目的といえよう。
ニュース週刊誌『TIME』が『パーソン・オブ・ザ・センチュリー』(20世紀の人)に選出したアインシュタインらしい言葉である。
アインシュタインは元々学校になじめず、独学で数学を学んだ。しかし、そのきっかけを与えてくれたのは学校であったことを、半分皮肉ともとれる言い方で表現している。
学校は、記憶を与えることではなく、思考力・判断力を含めた、問題解決能力を育てるところであると言っている。
大切なのは、疑問を持ち続けること。
これもアインシュタインの言葉である。
深く探求すればするほど、知らなくてはならないことが見つかる。人間の命が続く限り、常にそうだろうとわたしは思う。
問題解決の連続で、彼は数々の偉業を成し遂げてきた。
その原動力は、彼はこういっている。
聖なる好奇心をもちたまえ。人生を生きる価値のあるものにするために。
そんな彼も、賞賛で堕落しないように戒めている。
賞賛による堕落から逃れる方法は、ただひとつ。仕事を続けることである
最後に、彼がよく言ってきた言葉は次のものである。
人はみな同じ