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9月1日の社説は・・・

2012-09-01 05:44:34 | 社説を読む
防災の日。関連の社説が並ぶか?

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ 日朝協議―粘り強く接点をさぐれ
・ 宇宙政策委―開かれた議論を原則に

読売新聞
・ 日朝予備協議 金正恩体制に「拉致」打開促せ
・ スマホ特許訴訟 米韓2強対決に影薄い日本勢

毎日新聞
・ 共和党ロムニー氏 米国再生の具体策
・ オスプレイ 市街地飛行に不安強い

日本経済新聞
・ 都市を襲う複合災害への対策を新たに
・ スマホ訴訟に日本も備えを
 
産経新聞
・ 慰安婦問題 偽りの河野談話破棄せよ 国際社会の誤解解く努力を

中日新聞
・ 地震の歴史に学ぶとき「防災の日」に考える

※ 防災の非関連は、日経、中日だけでした。

中日は面白い。
 「元禄・宝永と安政-、二時期の巨大地震の事例が示すのは、現代の首都圏、名古屋圏、大阪圏の三大都市圏が、一年から四年の幅で相次ぎ被災したことだ。」

寒川旭(さんがわあきら)氏(地震考古学)が著した「地震の日本史」(中公新書)
「自分の地域の被害を知っていれば、逃げ方も違うはずです。日本は特別に多く古い文書が残っています。考古学の遺跡調査でも、いつ地震が起きたかがわかります。文書と遺跡、二つの史料がそろっているメリットをもっと生かすべきです」

最後にこう結んでいます。

「科学は実験室で得られたデータを基にします。歴史は、等身大の“実験室”です。その結果を使わない手はありません」


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