東美濃FW -10-
令和6年9月29日、いつものメンバー(積知積徳会)で、東美濃周辺へFW(フィールド・ワーク)に行ってきました。その様子を数回にわたってお知らせします。
1から6が今回の訪問地です。
1 富加町郷土資料館 2 夕田墳墓群 3 清水寺 4 加治田城 5 いぶカフェ 6 日龍峯寺
AからIは関連地です。
A 美濃金山城 B 猿啄城 C 堂洞城 D 龍福寺 E ヤマザキマザック工作機械博物館
F 関市役所 G 米田城 H 八坂山城 I 関城(安桜山城)
第10回は、日龍峯寺です。
位置関係です。
日龍峯寺 境内の案内です。
順に見ていきましょう。
鐘楼
昭和11年再建立。以前の建物は昭和6年に焼失しました。参拝された方は、いつでも鐘を撞くことができるそうです。年末年始には、多くの人が訪れ、鐘を撞くそうです。
不動堂
寛政5年の建立、東参道中腹にあり修験者の道場です。不動明王像が安置されています。
薬師堂
貞亨五年建立。昔は表参道、薬師丘にあったと伝えられています。薬師如来坐像、日光菩薩、月光菩薩が安置されています。
金比羅堂
文政三年建立。全体が良くまとまった美事な建造物。昭和期の日本の芸者歌手の豆千代がいますが、その先祖が寄進したそうです。
多宝塔
説明出典 https://www.gifureki.com/seki/niti.html
北条政子が寄進したと伝わる日龍峯寺の多宝塔
日龍峰寺の多宝塔は鎌倉時代に建てられたもので、総高14.7m、二重宝形屋根、檜皮葺、桁行3間、張間3間、上層部下部は亀腹白漆喰仕上げ、内部は極彩色仕上げ、二重折上小組格天井、鎌倉時代に建てられた多宝塔建築の遺構として大変貴重な事から明治34年(1901)に国指定重要文化財に指定されています。
日龍峰寺本堂は寛文10年(1670)に再建されたもので入母屋、檜皮葺、桁行6間(15.5m)、梁間5間(12.61m)、岩上の傾斜地に建てられた懸造り(舞台造り)で京都の清水寺に似ていることから美濃清水とも呼ばれ、内部は正面2間分が外陣で柱のみの打ち放し、奥の3間分が内陣で両脇1間分が脇陣としています。
日龍峰寺宮殿は戦国時代の天文3年(1534)に制作されたもので一間社、禅宗様宮殿、こけら葺き、極彩色仕上げ、正面両開き桟唐戸、本堂の内陣に設置され本尊が安置されています。籠堂は文化3年(1806)に建てられたもので、切妻、桟瓦葺き、桁行9間、張間4間、懸造り(舞台造り)、本堂に隣接し意匠的には簡素にまとめられています。
日龍峰寺の本堂、宮殿、籠堂は江戸時代に建てられた御堂建築の遺構として貴重な事から平成10年(1998)に岐阜県指定有形文化財に指定されています。
籠堂(こもりどう)
文化三年の建立です。籠堂とは、信者や行者等がこもって祈願、修行する堂のことです。
岐阜県指定重要文化財です。
リーフレットです。
【早朝散歩】美濃の清水寺関市日龍峯寺高澤観音を歩く/寺巡り/Seki city Japan
次回に続きます。明日も日龍峯寺です。
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