ベルリオーズ：『ラコッツィ行進曲』H 109 （スコア付き）
エクトル・ベルリオーズ： 劇的物語『ファウストの劫罰』作品24 H 111より『ラコッツィ行進曲（ハンガリー行進曲）』H 109（スコア付き） 作曲年代：1845年～1846年 指揮：サー・ゲオルク・ショルティ 管弦楽：シカゴ交響楽団
《劇的物語『ファウストの劫罰』作品24 H 111》は、ゲーテの代表作『ファウスト』から着想を得て作曲された管弦楽に声楽、合唱が伴う「劇的物語」である。1846年12月にパリで初演されたが失敗し、ベルリオーズの死後認められることとなった。 『ラコッツィ行進曲 H 109』は第1部第3場のハンガリーの兵隊の行進の場面で演奏されるもので、たびたび独立して演奏される。ゲーテの原作ではドイツの場面であるが、ハンガリー旅行中に採りあげて喝采を浴びた『ラコッツィ行進曲』を取り入れるがために、舞台をハンガリーに変更した。