日本史事典.comより【三奉行とは】簡単にわかりやすく解説!!江戸幕府における役割やその後などを紹介します。
目次です。
まとめを見てみましょう。
✔ 三奉行とは江戸幕府の役職である寺社奉行、町奉行、勘定奉行を総称したもの。
✔ 寺社奉行は主に全国にある寺社の統制や陰陽師、囲碁将棋師などを担当していた。
✔ 町奉行は領内の行政や司法を担当していた。
✔ 勘定奉行は主に江戸幕府の財政を管理していた。
✔ 三奉行の中で寺社奉行が最も格式の高い役職である。
✔ 町奉行、勘定奉行が旗本(徳川家に仕える家臣団のうち石高が1万石未満の武士)から選ばれるのに対し、三奉行の中で最も格式の高い寺社奉行は石高一万石以上の譜代大名から選ばれた。
✔ 寺社奉行に任命された者はその後、重役である大阪城代や京都所司代や老中になることができ、寺社奉行はいわばエリートの証であった。