あなたも社楽人!

社楽の会の運営者によるブログです。社会科に関する情報などを発信します。

変革の源流 磯田道史さんに聞く -3-

2018-01-06 05:52:24 | 歴史関連情報
今日で3回目。


今回もおもしろい!
例えば・・・

天皇制がまつりあげられたのは

山鹿素行の「中朝事実」、水戸光圀の「大日本史」が萌芽です。
それが、田沼時代に庶民に広がっていきました。
田沼時代は、いろいろな時代で明治維新の源流と言えるでしょう。

ひな人形が、天皇や公家へのあこがれを普及させたというのも、なるほどそうかもしれません。

幕府の無力が表に出たのは

外国からの危機、飢饉のたびに財政を悪化させたこと。

諸藩はどうしたか

藩校での出席を義務化し、その成績で親の禄が減らされたりしました。
その秀才が代官や郡奉行になるので、改革が進み、藩の中で「富国強兵」ができていきました。

藩の富国強兵に、西洋化が加わったのが明治維新なのです。

その萌芽が、肥後藩宝暦改革
細川重賢の改革です。

藩費の支出が近代化のもと

農民が出す米
「地代」:何に使ってもよい
「税」:サービスに使う

港湾整備や用水工事、「お救い」(福祉)、が全国に広がりました。

 記事は http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201801/CK2018010602000129.html

このシリーズは、次回は2月9日です。




コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。