あなたも社楽人!

社楽の会の運営者によるブログです。社会科に関する情報などを発信します。

「今後の青少年の体験活動の推進について(中間報告)」

2012-09-05 06:37:36 | お役立ち資料・サイト
「今後の青少年の体験活動の推進について(中間報告)」

 中央教育審議会スポーツ・青少年分科会 青少年の体験活動の推進の在り方に関する部会において、「今後の青少年の体験活動の推進について(中間報告)」が、取りまとめられました。





 読んでいて、これはいいと思ったのが次の箇所。


②教員の体験活動に関する指導力向上

○ 教員が、体験活動の意義・効果や実施の際の留意点等を理解し、体験活動に関する指導力を修得できるよう、養成段階や現職段階において、体験活動を実施する際の指導力向上に繋がる機会を積極的に設ける必要がある。

( 中 略 )

○ 島根大学教育学部では、教員志望の学生に対し「1000時間体験学修」プログラムの履修を卒業要件として導入しており、学生は4年間を通じて、学校現場や社会教育施設等で様々な体験活動を行い成果を上げている。こうした体験活動を取り入れた取組例やその効果を事例集にまとめる等して、教員養成課程を設置する大学等に広く周知する必要がある。


 教員は、学校以外の社会をどれだけ知ってるかは大きな教師力に繋がると思っています。
 島根大学の取組はすばらしい!


目次です。

はじめに

1.青少年の体験活動の定義・意義・効果について
(1)体験活動の定義について
(2)青少年の体験活動の意義について
(3)青少年の体験活動の効果について

2.現在の青少年の体験活動をめぐる状況や課題について

3.青少年の体験活動を推進するための取組について
(1)学校教育における体験活動の推進について
①学校教育における子どもの体験活動の推進
②教員の体験活動に関する指導力向上
③大学の秋季入学移行に伴う青年期の体験活動の推進
(2)社会全体で体験活動を推進するための機運の醸成について
①体験活動に関する理解の促進
②学校・家庭・地域の連携による体験活動の推進
③民間団体・民間企業との連携による体験活動の推進
④体験活動の評価・顕彰制度の創設
⑤体験活動の指導者養成
(3)青少年教育施設の役割・取組について

4.東日本大震災を踏まえた青少年の体験活動について

5.青少年の国際交流の推進について

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。