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5月30日の社説は・・・

2015-05-30 05:08:47 | 社説を読む
口永良部島が噴火しました。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ 首相のヤジ―立法府と国民への侮辱
・ 口永良部島―火山活動の監視強化を

読売新聞
・ 安保法案審議 専守防衛の本質は変わらない(2015年05月30日)
・ 口永良部島噴火 円滑避難に生きた事前の備え(2015年05月30日)

毎日新聞
・ 口永良部島噴火 避難島民の支援万全に
・ 空き家対策法 住宅文化を見直す契機

日本経済新聞
・ 安保は感情論でなく理詰めで論議せよ
・ 火山の活発化に着実な備えを

産経新聞
・ 安保法制の審議 抑止力そぐ議論に陥るな
・ 口永良部島の噴火 研究と観測態勢の充実を

中日新聞
・ 口永良部島噴火 火山と共に生きるには
・ FIFA汚職 遅すぎたレッドカード 

※ 全社、口永良部島で並びました。
 読み比べのチャンスですが、安保などと比べて特色が出にくく、微妙です。

 ここでは朝日を取り上げます。

「安全保障法制を審議している衆院特別委員会で安倍首相が飛ばしたヤジについて、改めて取り上げたい。国会における品位という問題にとどまらず、首相の立法府に対する理解や敬意が決定的に欠けているという根深い問題だからだ。」

 何があったのか・・・。

「おとといの特別委員会でのこと。中東で機雷掃海をすれば日本がテロリストに狙われたり、自衛隊員に死傷者が出たりしないか。民主党の辻元清美氏が3分間ほど、そんな指摘を続けているとき、「早く質問しろよ」と声があがった。
 このヤジを飛ばしたのが、ほかならぬ安倍首相である。」

 朝日の主張は・・・

「口頭試問を受ける受験生と面接官のようなもの――。首相と議員の関係を、政治学者の杉田敦・法政大教授はそう例えている。受験生が面接官にヤジを飛ばすことは許されない。」

「安倍首相のヤジによって侮辱されたのは、国会そのものであり、国会議員を送り出した国民でもある。国会全体として首相に対し、改めて強い怒りを表明すべきだ。」

 結論は、首相が来月1日の特別委で謝罪することになりました。

 自民の高村正彦副総裁は「勇み足だ。首相たるもの言わない方がよかった」
 谷垣禎一幹事長は「しっかり質疑をしていくのが本来だ。挑発上手な方もいるので、挑発に乗らないようにやってほしい」
 民主党・岡田克也代表は「国民から見て一国の総理大臣がどういう風に映っているか心配になる。ぜひ忍耐を持ってやっていただきたい。」

 そういうことです。

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