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11月26日の社説は・・・

2012-11-26 06:16:57 | 社説を読む
新聞の社説は、政策論議を期待したいものです。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ 総選挙・政治とカネ―どの政党が正せるか
・ 米アジア外交―繁栄にいざなう力を

読売新聞
・ 社会保障 持続可能な制度へ論戦深めよ
 
毎日新聞
・ 2012衆院選 日本の針路…統治の仕組み

日本経済新聞
・ 温暖化対策で米中は大胆な歩み寄りを
・ マグロの資源管理は厳格に
 
産経新聞
・ エネルギー政策 電力の安定供給に道示せ
・ 宇宙政策 「夢」つなぐ将来像描こう

中日新聞
・ 社会保障会議 国会の責任で取り組め
・ 農業ファンド 働く場をつくり出せ

※ 政策論議として、
朝日が「政治とカネ」、読売と中日が「社会保障」、毎日が「統治の仕組み」、産経が「エネルギー政策」を取りあげています。

当然内容も主張の方向もいろいろあってよく、それでこそ民主主義です。


毎日が「脱官僚の迷走を教訓に」として次のように書いています。

「鳩山氏は首相として何を最も誤ったのだろう。普天間飛行場移設問題の混乱は確かに命取りになった。だが、同様に手痛かったのは民主党の看板だった政治主導を実現するため必要な法整備をただちに行わず、先送りした判断ミスである。」

「政務三役がそれこそ官僚にまかせていい事務まで抱え込み、一方で政策の大きな方向は示さず、しかも責任を取ろうとしない現象が多くの省で起きた。官僚との意思疎通は混乱し、不信やことなかれ主義が広がったことは否めない。」

国民は「脱官僚」を求めていたのでしょうか。

「素人」である国会議員に、プロである官僚の仕事を任せるには無理があります。

国民は、官僚に国会(国民)の意思をいかに伝えるか、政官の協力を求めているのではないのでしょうか。

 

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