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『超訳 ブッダの言葉』-3-

2018-09-09 05:16:50 | 宗教の窓
『超訳 ブッダの言葉』(Discover)小池 龍之介 編訳 より、日本人にもっとも大きな影響を与えているはずの思想家、ブッダの言葉を紹介します。



悪口を言われない人はいない

全文を紹介します。

-------以下引用--------

この世のどんな人でも、必ずどこかで誰かの怒りを買っている。

誰かに悪口を言われるのが当たり前。

昔も今もこの先も、未来永劫、それは当たり前の事実なのだから、悪口なんて涼しく聞き流すのがよい。

     「法句経228」        

-------以下終わり--------

「一 怒らない」の4番です。

『法句経』(ほっくぎょう ダンマパダ Dhammapada)は、このシリーズの中でも、『経集』(スッタニパータ)と共に、最も使われています。

原始仏典の一つで、釈迦の語録集です。

原始仏典の中では最もポピュラーな経典の一つで、『経集』と共に原始仏典の最古の部類とされています。

ブッダの心に、最も近い語録集なのでしょう。


前回と同じものを引用します。
原始仏教の経典

 現在、最古層の原始仏典として、『阿含経』※1の小部(クッダカ・ニカーヤ)の経典※2が注目されています。そこには、

『スッタニパータ』
『ダンマパダ』 (『法句経』
『テーラガータ』
『テーリーガータ』

などがあり、また、

『サンユッタ・ニカーヤ』 (『阿含経』相応部)
『マハー・パリニッバーナ・スッタンタ』 (南伝 『大般涅槃経』)

も特に古い経典であるそうです。
 それぞれ中村元先生のパーリ語和訳が岩波文庫から出ております。なかでも『スッタニパータ』はもっとも古く、あるいはお釈迦様の生の言葉が韻文として伝えられているのではと考えられています。


 出典 https://www.kosaiji.org/Buddhism/early.htm



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