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『アドラー博士が教える 子どもを伸ばすほめ方 ダメにするほめ方』星 一郎

2018-07-25 05:41:08 | MY BOOK
『アドラー博士が教える 子どもを伸ばすほめ方 ダメにするほめ方』を紹介します。



星 一郎 先生は、心理セラピスト。子育てボランティア団体「わいわいギルド」代表、IP心理教育研究所所長など数々の肩書きがあり、著書も20数冊あります。

まずは内容(「BOOK」データベースより)紹介から。

「ほめれば伸びる」と思っていませんか?
「いい子ね」「すごい」「えらいね」「がんばれ」…人格を評価するほめ方では「心の強さ」は育たない!?
叱る回数がぐんと減る子育てのヒント。


一言で言うと、人格をほめ続けられると、良い評価をされないと自分はダメだと思ってしまうことになり、自己肯定感が育たない。
人格ではなく、「よい行動」をほめることで、自己肯定感が育ち子どもは自信を持って行動できるようになる、ということです。

その他、計82のほめ方のコツは、すぐにでもやってみたくなるものばかり。

巻末には「子どもを勇気づける魔法のほめ言葉集」が載っています。

ほんの一部を紹介します。

人格でなく、行動を誉める
「いい子だね」→「いいことをしたね」

「くつをそろえていい子ね」→「靴がそろっていると気持ちがいいね」

「やさしいね」→「友だちにやさしくできたね」

結果よりも、努力(プロセス)を誉める
「100点とったの!さすが、えらいじゃない!」→「100点とるまで努力したんだね。お母さん嬉しいな」

「試合に勝って、偉いね」→「思い切って向かっていけたね」

他人と比較せず、その子の成長を誉める
「家族の中で一番早起きだね」→「昨日より早く起きられたね」

なるべく「できたこと」を具体的に誉める

「習字が上手く掛けたね」→「堂々と大きな字で書けたね。お母さん、こういう字が好きだな」

「洗濯物、ちゃんとたためたね」→「しわにならないようにピシッとたたんであると、アイロンがけしなくても済むから助かるは」

まだまだあります。

お薦めの一冊です。

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