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週刊 池上彰と学ぶ日本の総理 中曽根康弘

2022-11-17 06:45:59 | 昭和以降史

第11弾は、中曽根康弘です。



私が記憶のある総理の中では、ダントツの存在感がありました。

何と言っても、赤字体質で国のお荷物であった国鉄、電電公社、専売公社を民営化してしまったからです。

たとえばJR。

国鉄当時は、一宮-名古屋間は、名鉄より国鉄の方がずいぶんと割高でした。
サービスも悪く、車両も画一的。
ところが、民営化したら一変しました。
料金も、むしろ割安になり、車両の種類も増え、サービスも向上しました。

国民の誰もが「民営化はすごい!」と思った頃でした。

たとえば東日本大震災の後処理でも、中曽根さんならどうやったのか?

議論して前に進まなかった頃とは全然違っただろうと想像できます。

[特集情報]
11号 中曽根康弘 群馬県高崎市出身 第71,72,73代内閣総理大臣

[出版社情報]

【11号】
*中曽根康弘
 行革を断行しました 
 国鉄・専売公社・電電公社の民営化

◆中曽根康弘総理誕生

◆プロフィール 中曽根康弘
◆大仕事 大一番
  三公社の民営化を不退転の決意で実現
◆交友交際図
◆追跡!総理1806日
◆池上彰の5分でわかる政策
  「プラザ合意」
◆人物伝 総理への道
  海軍の青年将校から決断力に富む政治家へ
◆盟友 ロナルド・W・レーガン
◆写真で見る世相 昭和59年(1984年)
  アメリカ合衆国 初代マッキントッシュ発売
◆男の引き際
  政界最長老の御意見番―憲法改正に意欲を燃やす
◆リーダーの魅力
  中曽根康弘の名言・揮毫・人間力
◆派閥人脈
  政策科学研究所(中曽根派)の主要メンバー
◆ファーストレディ秘話
  中曽根蔦子さん
◆多芸余話 趣味と逸話で知る、総理の横顔

◆連載 総理の秘密  池上彰
  総理の給与は高いか?


ブリタニカ国際大百科事典 では


中曽根康弘

[生]1918.5.27. 群馬
政治家。東京大学を卒業。内務省に入る。海軍に入隊,復員後警視庁に勤務し,1947年に衆議院議員に当選。以来当選 20回 (2003) 。
自由民主党では河野派に属し,1959年科学技術庁長官となる。河野一郎の死後,河野派の大半を継承。 1966年中曽根派を形成,佐藤政権の運輸大臣,防衛庁長官,党総務会長,田中内閣の通産大臣を歴任。三木政権下では党幹事長となった。
1977年福田政権下の党総務会長。
1982年 11月,自民党総裁,内閣総理大臣となる。
内政面では行政改革や緊縮財政,3公社の民営化を進めた反面,民間活力の導入と規制緩和が地価の暴騰をもたらした。
外交では「西側陣営の一員」の姿勢をアピールし,防衛費の対国民総生産 GNP比率1%枠を突破。また靖国公式参拝を行なった。
1986年の衆参ダブル選挙では自民党に 300議席をこえる記録的勝利をもたらしたが,選挙公約を破り,売上税の導入をはかって国民の不信を買い,1987年退陣。 1989年リクルート事件に関与し国会証人喚問を受けた。 2003年,政界を引退した。


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