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哲学入門82 吉田松陰

2019-04-14 05:41:14 | 哲学の窓
白坂慎太郎先生の哲学入門

第82回、吉田松陰です。

 ここから https://www.youtube.com/watch?v=fqGCN6v_V1c
 
百科事典マイペディアでは、次のように解説sれています。

吉田松陰【よしだしょういん】

幕末の志士,思想家。長州藩の下級武士杉常道の子。名は矩方。通称寅次郎。10歳にして藩校明倫館で講義を行った。山鹿流軍学師範を務め,1851年江戸に出て佐久間象山に師事。(1830-1859)


とにかく、その行動は、すさまじいものでした。

幕末になると、皇国意識、海防意識を背景に、水戸学が台頭してきました。

デジタル大辞泉の解説です。

水戸学

江戸時代、水戸藩主徳川光圀(とくがわみつくに)の「大日本史」編纂(へんさん)に端を発し、同藩で興隆した学派。儒学思想を中心に、国学・史学・神道を結合させたもの。皇室の尊厳を説き、幕末の尊王攘夷(そんのうじょうい)運動に多大の影響を与えた。


水戸学では、


大義名分論を打ち出しました。

大義名分とは


「名分」とは、「分」をわきまえて守るべき本分です。

国体とは


水戸学では大義名分論により、尊皇と攘夷を結びつけ、国体を重んじる考えを打ち出しました。

そして、


日本がまっぷたつに分かれます。

そこで吉田松陰の登場です。


吉田松陰は、亡くなった後に有名になったのかもしれません。
本人のやったことと言うよりは、弟子たちの活躍により、思想家として評価されたのかもしれません。
血気盛んなテロリストという評価すらあります。

彼は、


一君万民論とは、ただ一人の君主にのみ権限を認め、その他の臣下・人民は平等とするものです。
天下は、一人の君主のものという思想です。



吉田松陰の考えは、後に実現します。

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