今日の午前中は、小牧中学校で第2回教師力アップセミナーでした。講師は、この春まで文部科学省初等中等教育局教科調査官だった、菅 正隆先生です。小学校英語活動を導入した人と言ってよいでしょう。
すべてを理解している人の話はたいへん明快です。そのことを実感しました。数回にわたって、その内容を報告します。
英語が日本に入ってきたのは、それほど前の事ではありません。私が生まれる100年ちょっと前の事で . . . 本文を読む
昨日は、ホテルアソシアおもしろ学校本年度2回目、三浦光俊先生の国語の授業でした。
「黒い目のきれいな女の子」
さて、みなさん。これは、何通りの意味に解釈できるでしょうか?
例えば、
「黒い目の、きれいな女の子」黒い目をした女の子がきれいという意味です。
「黒い、目のきれいな女の子」黒い肌をした、目のきれいな女の子という意味になります。
まだまだありますよ。考えてみてください。解答 . . . 本文を読む
このところ、私たちの業界用語の解説が主になっています。
それならば、これを忘れてはいけません。
「メタ認知」です。
日常生活で使う事はない、もとは心理学の用語です。
孫子が言いました。「敵を知り、己を知れば百戦危うからず」と。
この「己を知る」とは、あたかも鳥が上空から自分の軍を見るように、そして、個々の能力、集団としての力、武器の量、闘争心など、軍としての力を把握している事を言い . . . 本文を読む
昨日に続きます。
発問こそが、教師の専門性と言いました。
発問の中でも、もっとも高度なものの一つが「ゆさぶり発問」です。
以前、私(土井)は岐阜市立加納中学校でこんな授業を見ました。
ある地域の祭りを残すべきかについて生徒が話し合っていました。全員が、いろいろな立場から賛成意見を述べていきます。「祭りなんかやめよう」という意見は一人もいません。ただ、人事、きれい事の意見にも聞こえます。 . . . 本文を読む
またまた続きます。第17回授業実践フォーラム 2日目の授業実践講座 国語 「言葉を通して思考力を鍛える」兵庫教育大学大学院准教授 勝見 健史氏 の内容を紹介しています。
今回は「発問」
発問って、一般では聞かれない言葉ですね。学校で、しかも教師にしか使われない言葉です。「児童が発問した」とはいいません。
発問とは、授業のねらいに向けて、児童・生徒の思考活動を組み立てるための教師の「問いかけ . . . 本文を読む
昨日に続きます。勝見先生の講義の内容の一部を紹介しています。
机間指導しながら、教師はいろいろ声をかけます。それが「声かけ」。「評価言」ともいいます。
しかし、それは、目的があって言っているのです。
実は、言葉かけの背景には、評価規準があるのです。評価規準というのは、ここまで子どもを伸ばしたいという目指す姿です。その方向へ子どもを後押しするのが言葉かけなのです。
言葉かけには、次のよ . . . 本文を読む
このブログを読んでいる方は、学校の先生もいれば、そうでない方もみえます。それをふまえての話です。
今回は「机間指導」。「きかんしどう」といいますが、辞書で調べても出てこないでしょう。授業中に先生が机の間を回っていろいろ指示をしています。それです。
昨日の、第17回授業実践フォーラム 2日目の授業実践講座 国語はとても参考になりました。「言葉を通して思考力を鍛える」をテーマにした、兵庫教 . . . 本文を読む
昨日と今日は、羽島市文化センターで第17回授業実践フォーラムが開催されました。 この会は、中央教育審議会副会長・教育課程部会長である梶田叡一氏が会長を務める研究会です。本来は生活科について研究する会だったのが、全教科にわたって協議をするようになり、今の形になって17年経ちました。
昨日は、「新しい学習指導要領の趣旨の実現に向けて」と題して、文科省教育課程企画室長の神山 弘氏、そして御大 梶田 . . . 本文を読む
今年も我が家にツバメがやってきました。そして、5羽のヒナが成長し、近々巣立ちの日を迎えようとしています。今朝は、じっくりとヒナの様子を観察していました。
およそ30秒間隔で、親鳥がエサを運んできます。すると鋭い鳴き声と共に一斉に口を開けエサを求めます。親鳥は平等にエサを与えているのでしょうか。5羽の個体差はあまり感じられません。親だから識別できるのか、小さいヒナから与えるのか、知るよしもありま . . . 本文を読む
常識ポテチというメールマガジンがあります。これが、とってもいいのです。
HPには、次のようにありました。
「いまさら恥ずかしくてきけない常識のいろいろ。日頃の疑問に答えます。目からウロコの常識TIPS。小中学生でもわかる内容にまとめてあります。」
その1242号の一部を引用して紹介します。
■ 取引証明用の秤(はかり)
秤(はかり)にはいろいろなものがありますが、どの秤でもその計量し . . . 本文を読む