またまた続きます。第17回授業実践フォーラム 2日目の授業実践講座 国語 「言葉を通して思考力を鍛える」兵庫教育大学大学院准教授 勝見 健史氏 の内容を紹介しています。
今回は「発問」
発問って、一般では聞かれない言葉ですね。学校で、しかも教師にしか使われない言葉です。「児童が発問した」とはいいません。
発問とは、授業のねらいに向けて、児童・生徒の思考活動を組み立てるための教師の「問いかけ」なのです。
質問と似ていますが、決定的に違います。
ここからが勝見先生のお話です。
質問は、一般に、知らない人が知っている人へ尋ねるものです。
発問は、知っている教師が知らない子どもに尋ねるのです。
これにはなるほどと思いました。「思考活動を組み立てるため」と言いました。
野球のピッチャーが、始めに外角低めにカーブを投げて、次に内角高めにストレートを投げて…、と投球を組み立てますが、発想はよく似ています。
授業でも、いきなり正答を問うことはまずありません。
理解のために必要な外堀を埋める知識を出しつつ、時には誤答も利用して、正答に近づいていきます。そうして概念が組み立てられていくのです。
発問こそが、教師の専門性のなせる技なのです。
今回は「発問」
発問って、一般では聞かれない言葉ですね。学校で、しかも教師にしか使われない言葉です。「児童が発問した」とはいいません。
発問とは、授業のねらいに向けて、児童・生徒の思考活動を組み立てるための教師の「問いかけ」なのです。
質問と似ていますが、決定的に違います。
ここからが勝見先生のお話です。
質問は、一般に、知らない人が知っている人へ尋ねるものです。
発問は、知っている教師が知らない子どもに尋ねるのです。
これにはなるほどと思いました。「思考活動を組み立てるため」と言いました。
野球のピッチャーが、始めに外角低めにカーブを投げて、次に内角高めにストレートを投げて…、と投球を組み立てますが、発想はよく似ています。
授業でも、いきなり正答を問うことはまずありません。
理解のために必要な外堀を埋める知識を出しつつ、時には誤答も利用して、正答に近づいていきます。そうして概念が組み立てられていくのです。
発問こそが、教師の専門性のなせる技なのです。