漢検1級198点!! 満点取るまで生涯学習!! ➪ “俳句”

我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

漢検1級 27-②に向けての学習状況  その26 模試問題補足

2015年08月16日 | 模擬試験問題
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>

●「syuusyuu 模擬試験(チャレンジャー用)」
 1.第5回まで配信済み。現在、第9回目分を作成中(・・・ということは、第6回、第7回、第8回は完成済み👋)
   これからはチャレンジャーの方の進捗状況をみながら(といっても当方ではわからないが)、ちょっと間隔を空けて配信して
   いこうと考えています・・・ので、ぜひ、完了報告なり、コメントなり、よろしくお願いします。
   あ、リピーターの方はマイペースでお取り組みいただき、引き続き、チェック方、お願いできれば幸いです<m(__)m>
 2.そろそろ、第1回と第2回で、補足しておいた方が良いと思われるものを下記しておきます。
  <syuusyuu 模擬試験(チャレンジャー用)第1回>
  ①音読み問題 「1.吾れ、万物を齎送と為す」
   *柩、お墓の中に入れる場合、自分への贈り物という意味で「シソウ」と読む。
    単なる、物を送る・送りものという意味の場合は「セイソウ」と読む。
  ②熟語(音訓よみ) 「オ.9 躡景 ― 10 躡む 」
   *定番の「景(エイ)」・・・影をふむという意味・・・影の通用字として「景」を使う場合は「ケイ」ではなく、「エイ」と読む。
    (「説(セツ、エツ)」・・・喜ぶ意味の場合は「説」も「エツ」と読むのと同じですね)
  <syuusyuu 模擬試験(チャレンジャー用)第2回>
  ①文章題 「ショウケン(原文振りはソウケン)の具:気晴らしの手段(大辞林)」
   *原文は「銷遣(の具)」:大辞林にも載っているが、「遣」(うさ・うれいという意味)を消すという意味。銷夏(=消夏)と同じ使い方。
    だから、「消遣」でも意味は同じなので、〇になるかもしれませんね。
  ②文章題 「ショウショウ忌」
   *「小祥」=一周忌。  んで、(周辺知識として調べた人は調べたでしょうけど)3回忌のことは「大祥(タイショウ)」です。
●熟語の読み・一字訓読シリーズ・・・1級配当漢字について、ざっとですが、すべて調査完了👍あ~疲れた。けど、充実した取り組みでした👍
 *ノート5冊分ぐらいに書き留めております。現在配信しているのは2冊目~3冊目あたりでしょうか・・・。
 *それで、一字訓読シリーズの配信や模擬試験問題作成などで気にはなっているのですが、
  ①漢検・漢字辞典には説明されていない「訓読み」が意外に多いですね・・・第2版は知らないけど。
   たとえば、「諳誦」の「諳」・・・漢検漢字辞典(第1版)では「そらん・じる」のみ。読みとしては他に「な・れる」「さと・る」とあります。
   これらの熟語も紹介してい(き)ますがが、合格だけをめざされているのであれば、現在配信中のシリーズは読み飛ばした方が
   よいと思います。ちょっと余分な労力を使うことになります(^^;)
  ②模擬試験問題も、そういう観点から、極力、漢検漢字辞典の範囲内での読み・意味に限定するようにチェックしながら作成し
   始めています。が、まだまだ、逐一チェックするまでに至らないので、中には、同辞典から逸脱する問題もありますので、
   この点、お含み置きのうえで、問題に取り組んでください。

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熟語の読み・一字訓読 (その185)

2015年08月16日 | 熟語の読み(音・訓) ー1級-
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<トピックス>
*「年の数え方」・・・殷の時代は「一祀、二祀・・・」、周の時代は「一年、二年・・・」、唐代は「一歳、二歳」・・・中国3000年の歴史言語、今でも、ほとんど、この東夷の国で生きていますねえ(^^)
*ただ一つ=只一つ=一つ・・・「祗(ただ)」・・・何回目かの模擬試験問題に入れてような気が(^^;)この配信が先か、問題提示が先か・・・(^^)

●熟語の読み・一字訓読(その185)です。
<礙:ガイ、ゲ、さまた(げる)、さえぎ(る)、ささ(える)>
・さまた(げる):妨礙、礙塞(ガイソク)=さまたげふさぐ、礙石(ガイセキ)=道をさまたげる石(道をじゃまする石)、障礙、阻礙・・・無礙・・・
・さえぎ(る):礙眼(ガイガン)=目をさえぎる・目障りになる=礙目(ガイモク)、礙竄(ガイザン)=外物をさえぎって入らしめない。礙滞(ガイタイ)=遮られて滞る
・ささ(える):無礙(ムゲ)=ささえる物なし、有礙(ウゲ・ユウゲ)
*大漢和・字通には「ささえる・ささえ」の読み・意味なし。漢検・漢和には「ささえる・ささえ」の読みのみ。大言海に「ササハル所」とあったので「ささえる」意と解した。 →「無礙」:何物にも遮られない、障りのない意もあり。
*礙手礙脚(ガイシュガイキャク)=碍手碍脚=仕事のじゃま・さえぎる・妨げになる
<礫:レキ、こいし、いしころ、つぶて>
・こいし、いしころ:磧礫、瓦礫、澗礫、礫石、礫土、礫洲=小石のしま=かわら
・つぶて:飛礫、礫石=つぶて石、礫岩=つぶてを含む岩
*的礫(テキレキ)=明らかなさま
*「大山は礫石を譲らず、江海は小流を辞せず、その大を成す所以なり」(韓詩外伝)
<祀:シ、まつ(る)、まつ(り)、とし>
・まつ(る):祀竈(シソウ)=竈の神をまつる
・まつ(り):祭祀、祀儀=まつりののり、祀事=まつり・まつりに関する事柄、祀牲=まつりに供える犠牲
・とし:(殷代の年数の称:周代は「年」、唐代は「載」)年祀、一祀・二祀・・・(年祀を数える言葉)
<祠:シ、まつ(る)、まつ(り)、ほこら>
・まつ(る):祠祀(シシ)=まつる、祠竈=祀竈
・まつ(り):祠壇(シダン)=まつりのにわ・祭場、祠祭、祠賽(シサイ)=神恩に報いる祭り
・ほこら:祠宇、祠堂、祠屋・・・やしろ・ほこら・みや の意。
<祗:シ、つつし(む)、ただ>
・つつし(む):祗敬、祗畏、祗懼、祗恪(シカク)=つつしむ、祗候=つつしみうかがう
・ただ:祗一(シイツ)=ただひとつ、祗因(シイン)=ただ(云々に)因る

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