漢検1級198点!! 満点取るまで生涯学習!! ➪ “俳句”

我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

漢検1級 27-②に向けての学習状況  その31 拑・箝・鉗 杠梁

2015年08月23日 | 熟語の読み(音・訓) -個別記事- 
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>

(近頃は散歩していても、紫薇の花がいたるところで咲いていますね・・・「百日紅」は厭きたので、違う熟字を使ってみました👍)
●今日はだいぶ暑さもやわらいできましたね、そろそろ龝か・・・。
●「syuusyuu模擬試験」は第12回分まで出来ています・・・どんどん、チャレンジしてください。特に、点数報告は要りませんよ(^^)どこら辺が難しかったか、易しかったかなど、簡単な感想やコメント、完了報告などをいただければ結構です👍
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●音訓整理・・・1級配当漢字の熟語とその音訓整理は一応完了(既報)。今、凖1級以下の配当漢字で、ちょっと(私にとっては)目新しい漢字の熟語や音訓の調査を行っています。そのうち、凖1以下のものも、模擬試験に入れ込むかもしれません👍
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●またまた、漢検漢字辞典(第1版)の疑問・問題点
*「聳立」の「聳」・・・辞典に「聳(そそ)り立つ」と特筆大書しているけど、現行読みに「そそ(る)」なんて、無いんだけど。

●漢和辞典から・・・
①「はこ」の大きさ・・・匱 < 匣 < 櫃・・・大漢和だったか、大きさの違いの図解があったような(^^)・・・「石室金匱」の「金匱」なんか、ちっちゃなハコなんだろうな・・・って想像しながら学習すると楽しいですねえ。

②拑・箝・鉗・・・「口をふさぐ、口をつぐむ」で使われる、拑口・箝口・鉗口・・・もともとは「竹でもってすることを”箝(拑)”」、「鉄をもってすることを”鉗”」という・・・ということらしいので、竹や木なんかを使って口をふさぐ場合は「拑口・箝口」、金属をつかってする場合は「鉗口」と書かないといけないんでしょうね。

③「杠梁(コウリョウ)」=橋梁のこと。「杠」は(現行読みにはありませんが、漢検漢字辞典にも意味が載っていた)「こばし(小橋)」、「梁」は
現行読みでもある「はし」・・・違いは、「杠」は「徒行を通ずるもの」、「梁」は「車輿を通ずべきもの」なんですって・・・。
*「杠」は「杠秤(ちぎ、ちきり、ちぎばかり)」、「杠谷樹(ひいらぎ)」ぐらいしか知りませんでしたが、他にもいろいろな意味があります。

👍👍👍 🐑 👋👋👋
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熟語の読み・一字訓読 (その192)

2015年08月23日 | 熟語の読み(音・訓) ー1級-
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<トピックス>
*また、「竇」・・・今でも、この字をみると、「文明の弊竇」と、言葉が浮かぶ・・・こういうひとくくりで覚えないと、なかなか、単語・熟語そのものだけでは覚えられませんね。こういうひとくくりで覚えておくと、その意味も一緒に理解できる。これは過去問の読み問題か問題集かにあった熟語。
*「竄」・・・載せてませんけど、「点竄」・・・良く見かけます、対義語・類義語関連で・・・
*「竟」・・・ほとんどの人は「畢竟」の「竟」でしょうね、「竟然、此の如し」ってのもなかなか味のある語句だと思いませんか。

●熟語の読み・一字訓読(その192)です。
<竄:サン、ザン、かく(れる)、のが(れる)、に(げる)、あらた(める)、はな(す)>
・かく(れる):竄伏=にげかくれる、竄蔵=かくれる、竄迹=かくれる
・のが(れる):竄走=逃走=竄奔、竄亡=逃亡
・に(げる):竄匿にげかくれる=竄避(ザンピ)、竄入=にげこむ
・あらた(める):竄改=文字を改めかえる(字)、竄句=語句を消し改める、竄定=詩文を刪定する、竄削=刪改する
・はな(す):竄逐=放逐される、竄流=罪人として辺地へ流す、竄黜=放逐する=竄貶
<竇:トウ、トク、あな、あなぐら、くぐ(り)、みぞ>
・あな、あなぐら:竇窖(トウコウ)→「竇」は円形の穴倉、「窖」は方形の穴倉。竇際=あなのあたり。弊竇(ヘイトウ)=(「竇」は穴の意)=弊害となる点、欠陥。
・くぐ(り):閨竇・圭竇=小戸、くぐり門
・みぞ:(瀆と通じる)熟語なし。
・その他:(通り穴、穴を通す、水ぐち の意あり)竇逕(トウケイ)=袋露路や小路、脇道、決竇=穴を通す、水竇=水道
<站:タン、た(つ)、たたず(む)、うまつぎ、えき>
・た(つ)、たたず(む):站在(タンザイ)=立っている、站立=立つ・立ち止まる・立っている
・うまつぎ、えき:站頭=駅站=宿場、站長=駅長、站路=駅路
<竚:チョ、たたず(む)、たちど(まる)、ま(つ)>  *「佇」に同じ。
・たたず(む)、たちど(まる):竚立=たたずむ、竚念=たたずみ思う、竚思、竚眄・・・
・ま(つ) :竚遅=待ち望む、竚結=待ちこがれる、竚軸=待ち望んで思いあぐむ
<竟:キョウ、ケイ、つ(きる)、お(わる)、きわ(める)、つい(に)、さかい、わた(る)>
・つ(きる):尽竟
・お(わる):竟日=日を終える、竟歳=歳竟=終年、竟局=碁の終局・碁を打ち終える
・きわ(める):竟案=きわめ調べる(大)、調べ切る(字)
・つい(に):竟背=ついにそむく(終わりにそむく)、竟然=つまり・遂に・・・「竟然、此の如し」=結局、此の如し、畢竟、究竟
・さかい:竟外、竟内、竟界・・・
・わた(る):竟世=一生涯・終生、竟夕=夜もすがら・一晩中・終夜、竟旦=朝から夜まで・朝までわたる

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