漢検1級198点!! 満点取るまで生涯学習!! ➪ “俳句”

我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

漢検1級 27-②に向けての学習状況  その29 模擬試験問題の補足  鬣

2015年08月19日 | 模擬試験問題
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>

●模擬試験問題の補足(つづき)
<syuusyuu 漢検1級 模擬試験問題(チャレンジャー用) 第3回>
「18.閭閻より興り、民事の艱難を知る」
*「閻魔」の「閻」ではなく、この「閻」は、里中の門・ちまたの意味。「閭」が里の(入口の)門。「閭閻」で、里門と里中の門、むらざと。転じて、村里に住む貧しい人の喩え・邑里の庶人という意味だそうです👋 こういうの、いままでは音読みできても意味までは分からんかった(^^;)
<syuusyuu 漢検1級 模擬試験問題(チャレンジャー用) 第5回>
「1.大道、亶亶、その身を去るに遠からず」
*亶亶=坦坦の意で、道が平らなさま という意味。(現行の読みの中にはありません・・・でも、こういうの、出ますよね)
●漢和辞典から・・・
「鬣(リョウ、たてがみ)」・・・「たてがみ」以外に大した意味なんてないだろうと思っていたら・・・
大漢和辞典には、以下のように、いろんな意味が載ってました。対応する熟語の一部は勝手に当方で推量で当てているのもあります。
①鬣鬣(リョウリョウ):髪の毛が立つさま (字通では「髪のなびくさま」)、狎鬣(コウリョウ):次々に重なり接するさま 
②ひげ、あごひげ:「長鬣」とか「鬚鬣」とかが該当するか・・・
③かみ、け:髦鬣(ボウリョウ)
④馬のたてがみ:馬鬣(バリョウ)
⑤魚のあごのわきの小ひれ
⑥鳥の頭の毛・・・「鵁鶄」の翠鬣(スイリョウ)・・・
⑦蛇の鱗
⑧箒、箒の端
⑨まつば
・・・何が何だかわからんくなってきますが、⑤以下は無視(^^)

👋👋👋 🐑 T👋👋👋

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熟語の読み・一字訓読 (その188)

2015年08月19日 | 熟語の読み(音・訓) ー1級-
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<トピックス>
*「秣」:やっぱり、漢検漢字辞典には「秣(まぐさか)う」なんて読みは載っていなかった・・・。
*「稍」:稲の茎などをあらわす語の意味もあり。「梢」は木のこずえ。「イネへん」と「木へん」で使い分けているんですねえ、勉強になる。

●熟語の読み・一字訓読(その188)です。
<秧:オウ、なえ、う(える)>
・なえ:秧稲(オウトウ)=秧苗(オウビョウ)=稲のなえ、秧田=秧苗を植え付ける田=苗代。 
・う(える):秧歌=田植え歌、秧挿=稲の植え付け 
・その他:秧鶏(くいな)             
<秬:キョ、くろきび>
・くろきび:秬鬯、秬黍、秬酒・・・
<秣:バツ、マツ、まぐさ、まぐさか(う)>
・まぐさ: 秣芻=飼料、飼秣、芻秣、糧秣・・・
・まぐさか(う):秣駒=駒にまぐさかう、秣馬=馬にまぐさかう、秣養=まぐさかう、秣飼=牛馬などにまぐさかう、秣穀、秣粟・・・
<稈:カン、わら>
・わら:稈草(カンソウ)=まぐさ、麦稈(バッカン)=むぎわら、萁稈、粟稈・・・ 
<稍:ショウ、ソウ、ちい(さい)、ようや(く)、やや、すこ(し)、ふち>
*「ふち」→「食禄」のこと。稍食:古代の官吏の月俸、稍餼ショウキ:扶持米
 他に、「家稍」「廩稍」もそうかも・・・。 *芻稍・稍秣:まぐさのこと→*「木のすえ(こずえ)は「梢」といい、稲の茎などは「稍」という」(字)
<稠:チュウ、チョウ、しげ(る)、おお(い)、こ(い)>
・しげ(る):稠林=しげった林(仏教では「衆生の邪見煩悩が繁茂する喩え」)、稠密、稠縟=繁密、葉稠、稠昆=繁雑な、稠濁=繁多・濁乱、稠雲、
・おお(い):稠夥、稠人、稠畳(チュウジョウ)=多くのものが重なり合う・しげく重なる(大)、稠穣=農作物が多い・人が多い・・・
・こ(い):稠稀=濃いと薄い
・その他:稠適(チョウテキ)=ととのう・調和する *「調」に通じる。音は「チョウ」。

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