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●熟語の読み・一字訓読(その197)です。
<筰:サク、たけなわ>
・たけなわ:大漢和―熟語なし。字通―字なし。
<筱:ショウ、しのだけ> →「篠」に通ず。
・しのだけ:筱竹(ショウチク)=しの、筱驂(ショウサン)=竹馬、筱籬(ショウリ)=竹垣
<筬:セイ、おさ>
・おさ:(機織の具)大漢和―熟語なし。字通―字なし。
<筮:セイ、ゼイ、めどぎ、うらな(う)、うらな(い)>
・めどぎ:筮竹、筮問、筮卜・・・
・うらな(う)、うらな(い):筮占=占筮、筮者、筮決、筮験=うらないに出るしるし、筮卜
*「筮は短にして亀(キ)は長なり」(左伝)・・・亀卜が正当とされていた由(字通)
*「筮短亀長」(筮は短く、亀は長し)・・・意味は同上だが、一説に「筮亀の優劣を言うのでは無く、うらなった事柄について、筮の辞の理は短く、亀の辞の理は長い」という意味という・・・。
<筲:ソウ、ショウ、かご、ふご、めしびつ>
・かご:斗筲(トショウ・トソウ)=筲斗(ショウト・ソウト)=量目の僅かなこと・つまらぬもの=器量の小さな喩え。「斗筲の人」*この「筲」は竹を編んでつくった、米を入れる細長いかごの意。
・ふご:筲子(ショウシ・ソウシ)=ふご
・めしびつ:竹筲、筲器=竹製の飯器 筲箍(ソウコ・ショウコ)=めしびつのたが
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