FREAKY 13 DEAKY

酔いどれの誇りと踊る熊へ

自覚して生きる

2015-12-17 18:56:33 | 日記
うちの仕事場から3分のM駅地下街で、若い女の子の怒鳴り声。

まがった向こうの通路から聞こえる誰かを怒鳴りつけている声。

姿は見えなくてももう一人の声が聞こえてきた。

怯えて泣いている幼児の声。

「謝れ!」「謝れっ!!!」「謝れよっ!!!!」

親子のやりとり。

若い母親と幼児の。

鬼気迫るやりとり。

何かが行き詰っている世の中の空気。

オカシイ。

歪んでいるような、捻じれているような。

何かが…。

自分には何ができる?

その若い女性から、幼児を引き離して連れ去るの?どこか安全な場所に?連れて行く?

出来る?そんなこと。

幼児誘拐犯に思われても良いから、虐待している(虐待の兆候がある)母親から救い出すみたいな?

それ可能?

偽善者?

イイ恰好しい?

見て見ぬふり?

こんな厳しく切ない世の中で、自分に出来ることって…本当になんだろう?

小さなことでも、自分が出来ること、役立つことって…

出来ないことも自覚していないと、ただ勘違いしているだけになる。

出来ない、力不足の自分に苛立っても始まらない。

大きなことは出来ない自覚を持って、なにか小さなことからでも始める自分になりたい。

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