FREAKY 13 DEAKY

酔いどれの誇りと踊る熊へ

北方謙三「逃がれの街」何度でも

2016-06-12 21:53:09 | 日記
泣けるハードボイルド。

やっぱ、イイわ。北方謙三。

仕事、人間関係、友人関係、諸々息詰まった時にふと手にする。

時々こうして読み返してみる。

ラストは泣けて一時中断を数回。いつものこと。

水井幸二とヒロシの奇妙な友情。

ベテラン刑事黒木と相棒の牧村の追跡。

追うものと追われるものとのこれまた奇妙な奇妙な友情。

そして牧子のファムファタールぶり。

こんな悪女が現れたらオレ人生棒に振ってもイイ。

なんだろう、登場人物すべてに悲しさがそこはかとなく漂っているのだ。

その空気に酔う。セリフに酔う。

こうやって読了後はウィスキーでも飲みたくなる、特にサントリーレッドね。

風邪気味だから止めときます。

友情は年齢や世代関係ないことがこの小説でよく分かる。

暗い境遇が似ているから共感するんじゃない。

一緒に食べて飲んで働いて遊んで、先回りして明日へ逃げて行く。

それが出来たらもう俺とお前は友だ。

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気質っていうのもある

2016-06-12 15:45:42 | 日記

ものごとには、順番っていうものがある。

それを取っ払って順序を無視すると不快な気持ちになったり裏切られたような気持にもなることってあるのかもしれない。

だから十分な説明を事前にしてみる。

事後報告やら第三者の情報で知ることになるとかはあまりイイ気持ちはしない。

順番を守って列を作って静かに自分の番がくるのを待つ気質。

手順。

禁じ手無用のなんでもありは殺伐として見るに堪えない。

だからルールに従って順番こに回していくこと。


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