FREAKY 13 DEAKY

酔いどれの誇りと踊る熊へ

R・レッドフォード引退表明

2016-11-12 17:49:33 | 日記
たぶん37、8年前に「ブルベイカー」という刑務所モノの映画の出演を最後に一度引退表明していた。

それ以降は監督作「普通の人々」という人間ドラマを作った。

本人出演なしの映画作品だった。出来は普通以上の傑作だった。

映画少年だったボクは、あ~レッドフォードくらいのハンサムな男優がノー出演で監督に打ち込むなんてもったいない…

と寂しかった。

それがいつの間にか、「ナチュラル」という大リーグものでカムバック。

あ~やっぱり「業界」がほっとくわけないもんな、とも思った。

この人は自分で作る作品は本当に「硬派」なものが多い。

エンターテイメントに徹するよりも、社会になにか一石を投じるものがある。

悪く言えば「地味」な作品がほとんどだ。

「普通の人々」など暗く重い家族ドラマだ。

サンダンス映画祭など立ち上げて、若手育成やチャンスの場を与えていく積極性がとても好感持てる。

バーブラ・ストライサンドとの共演「追憶」はレッドフォードのカッコ良さが最高に出ている。

「大統領の陰謀」でD・ホフマンと共演を果たす。これもイイ、がテーマがこの人好みなのか画面にグイグイ出てくるところがチョット

あれかなと…。のめり込んでいる証拠。

「明日に向かって撃て」のサンダンス・キッド役もイイ、…がこれも相方のP・ニューマンに食われてしまったところがある。

まさにハンサムな顔が「邪魔」をしているのだ。

皮肉なことだ、でも羨ましい。これがボクの本音だ。

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