30年の付き合いの解消

予備校時代に同じクラスで出遭う。

18の時からだから30年以上の付き合いだ。

彼からの頼みもあり今の仕事場を紹介して中途入社の世話もした。

仕事場も同じだ。

昔はお互いに「ウマが合う」と思っていた。

親友とはこういうものかもとも思っていた。

しかしもう解消したい。

なにが変わったのか。

手痛い裏切りにあった訳でもない。

酷い仕打ちをされた訳でもない。

結論は自分にあると思う。

自分が見えてきたから、自分の欲しいもの欲しくないもの、大切なものそうでないものが違って見えてきた。

気が合うと思っていた人はそうでなかった。

分かりあえていたと感じていた人はそうでなかった。

そう、自分の勘違いだった。

フッと醒めた瞬間がある。

勿論、自分の問題だ。

当たり障りなく付き合っていけばイイだけのこと。


それができない。したくない。

自分はその選択をとらない。とれない。

人の好き嫌いが激しく、それが強みであり弱みでもある。そんなこと分かっている。

今はお互いに大人のシガラミみたいなヘンなものに囚われているがそれも断ち切るつもりだ。

心境はぶれる。心は転がる。

このことは門外不出の「紙の日記帳」にも前から記していること。

この解消が実現すれば仕事場も生きていく環境も付き合う人間もろもろが変わる。

いつになるか。

いつにするか。

自問自答する、その繰り返し。