FREAKY 13 DEAKY

酔いどれの誇りと踊る熊へ

たとえ無力でも

2018-07-15 23:42:09 | 雑感等々


千年、二千年、続く国どうしの争いに涙しても。


大自然の猛威が遥か向こうで奮って私を打ちのめしても。


眠れない夜を過ごすことになっていても。


震えが止まらず諦めかけるその手前で。


どうしても絶望したくないのです。


遥か向こうの「あの人の痛み」をどうか分けてください。


千分の一でも、お分けください。


どうか、心折れずに受け入れる強さを分けて下さい。


自分の無力さと弱さにどうか押しつぶされないように守ってください。







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「青すぎて、夏」

2018-07-15 21:43:17 | 雑感等々
(キミの)言の葉の切れっ端



真緑の鮮やかさ



今にも溺れそうな夏



いっそのこと、駿河湾に沈めてほしい


火照って持て余しているこの肉体を。




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まるで処女作の様な、恋の味

2018-07-15 21:27:53 | 雑感等々
人は、涙の数だけ「愛」を知る。





ふられふられてエボシ岩



ボッチで味わう真夏蜜柑

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サマーギフトをあなたに

2018-07-15 20:20:52 | 雑感等々
そこは

アメリカの田舎町。


清潔で小さな食堂。ありふれたダイナー。でも町一番のアッパルパイを出す食堂。


窓際の隅のテーブルで二人の中年男性が楽しそうに話しこんでいる。


一人の少年が母親とお昼をとっていた。


いつもの光景。


いつもと同じ退屈な光景。


でも、いつもと違うと少年は感じた。


隅の目立たないその中年男性に目が釘付けに。


千載一遇のチャンス。


即座に使い込んだノートとペンを持ってそのテーブルへ。


こちらに近づいてきた少年に目が留まったハンサムな男性が自分にサインをねだりに来たと分かってノートとペンを

受けと取ろうとした。


しかし少年は素通りして、向かいの太った髭もじゃの男性に渡した。


少年の目は輝いていた。「ミスター。お話し中大変失礼しました。サインを頂けませんでしょうか。」


髭もじゃの太った男は素敵な笑顔でサインをしてあげた。


その男の名は、スティーブン・キング。


そして向かいの席で所在なげに苦笑していたハンサムな男は、ブルース・スプリングスティーン。



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