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酔いどれの誇りと踊る熊へ

1Q84:BOOK4 の不思議と旧友との会話

2025-02-11 11:22:52 | 雑感等々
☞そう、村上春樹が書き上げていない傑作。いや、書き上げ損ねているのか発刊し損ねているのか分からん傑作。

1Q84:BooK1 が2009年5月29日発売
1Q84:BooK2 が同じく2009年5月29日発売
1Q84:BooK3 が2010年4月16日発売

そして、BooK4が2011年……春には書店に平置きされているはずだった…。

それがナゼ。

BooK3 の最後の方はこれからクライマックスに向けて、スパートをかけているような勢いで終わっているのだから。当然、4部作のBooK4 待ち望んでいたのだ。
なのに、まるで無かったかのように新潮社も本人からもその話に触れない。

このモヤモヤを誰かと分かち合いたいと切望していた。

それがこの前の旧友再会の飲み会でで払拭した。

大学時代学食で村上春樹「遠い太鼓」という紀行文を読んでいたハルキファンの彼に質問した。

☞1Q84が全3部作なんておかしいよな。村上春樹が何かしらの理由で、それはおそらく2011年3月11日の震災と無関係ではない理由で4作目の最終巻が出せなくなっていると思わないかと。
それに旧友は同意した。
胸のつかえのようなものがほんの少し取れた気がした。
毎春を迎えるとこの本のことが浮かぶ。不思議な魅力を持った作品だ。


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