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この本も、上巻の半分まで読みましたが何がオモシロいの?とか、ある人が言ってました( 一一)
活字中毒レベルのとあるタレントも、あんまり良いこと言ってなかったなかな。
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自分はじぶん。
この反発っていうか空気ってなんだろうって考えてました。(+_+)
オレは村上春樹の小説で2度救われた経験があります。
一度目は浪人生時代。
二度目は「二度目の結婚」目前の破たん直後のこと。
そう、どちらも精神的にちょっと不安定になりがちな時。
なぜかこういう時に登場してくれるのが、村上春樹でした。
だから、なにか特別な思い入れのような特別な存在みたいなものがありました。
「1Q84」も離婚直後に読み始めた経緯があったような気がします。
「ノルウェイの森」は社会現象を起こしていた30年前は避けていました。
なぜなら人生絶好調の時だったから。
人生楽しくて、読んでいる時間がなかったのかもしれない。
勿論、本は好きだったのでハードボイルドやS・キングとかを読みまくってました。
でも、村上春樹には恩人の様なイメージで個人的には感じてます。
いちファンとかでじゃない。
「海辺のカフカ」はその中でも人生の恩人の温度が高いです。
私個人の、私感。
村上春樹はとても聞き上手な小説家だと思うのです。
そう、読んでいるのは私なのに。
私の言葉にならない積もる思いを静かに聞いてくれるような存在です。
それは作者村上春樹がというよりも村上作品がその作品を通して私の思いを聞いてくれている、というような感覚なのです。
だから傷ついてフラフラになりがちな人がそれこそフラッと手を取りがちになる本。
それが、わたしの村上私感です。でも、
そこには確かな技術と、文章鍛錬があるのです。
だから、「声の大きな」男たちが、「これのどこが面白いんだよ。」と言っても
意外とやり過ごせます。(^_^;)
やっぱり、小説を読んで「評論家」になるのではなく、ああ好きだなァ~こういうの。て思えて
人生に絶望はもう少し先送りに、て本を閉じるのがいいかなって。
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