今年になって15回目だと思う。もっとか?
毎年、夏に必ず読み返す本。
おそらく、老眼鏡も意味なくなって、白内障になるまで読み続けるのだろう。
頭がオカシイんじゃないと言われても読むのでしょう。
ボロボロで崩壊した本は何度も買い替えて今に至る。
原発問題も解決せず。
幼児虐待死が相次ぐ昨今。
政治家も官僚もセクハラ×モラハラ三昧。
格差がグイグイ広がって。
深刻な課題満載なのにサッカーだオリンピックだとヤケクソ祭りが蔓延している物語。
ニンゲン手のつけようもない処までいかないと気が済まないタチ。
天国という名の地獄。
地獄めぐりもここに極まれり。
そんなファンタジーを百科事典のボリュームでノンストップ。
・・・・で、
この小説のどこが良いのだろう。
それだけは一言で言える。
それでも「魔法はある。天使はいる。」ということ。