FREAKY 13 DEAKY

酔いどれの誇りと踊る熊へ

桑田佳祐の「若い広場」がイイ

2017-04-30 11:24:21 | 日記
「ひよっ子」の主題歌で全国にまた浸透している。

昨夜の「桑田佳祐のやさしい夜遊び」でニューバージョンを聴いた。

良かった。

なんで良いのか。

自分が4、5歳のころ両親が聴いていた歌謡曲を今歌いたいからだった。

古くて新しい歌。

温故知新というのか換骨奪胎というのか。

昭和40年世代の僕たちに刺さる歌を懐メロテイストのまったく新しい曲。

これなら飲み屋でも歌える。

自分の両親世代の懐メロを歌うとスナックの仲間も一瞬戸惑う空気がある。

だから昭和テイストでも新しい曲を歌いたい!欲求が高まってくる。

歌謡ショー。

酒を飲むと歌いたくなる歌は歌謡ショーなのだ。

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村上龍著「最後の家族」を読みました

2017-04-26 21:26:46 | 日記
「最後の家族」
2001年の作品。

買って積読のままにしていた。
夜中ふと本棚から出して読み始めた。止まらなくなった。

内山家の家族を中心にした話。
リストラの恐怖と倒産の不安を毎日かかえている父=秀吉
一回り以上年下の男と逢引しているその妻=昭子
家庭内暴力と引きこもりの長男=秀樹
自由奔放に生きる長女=知美

家庭内暴力、醒めた夫婦間、隣人夫婦のDV、覗き、等々…日常生活に埋没している闇が描かれる。

そんなバラバラの家族が模索しながらどん底に落ちながらも再生していく。

特別な家族の形でなくどこにでもある風景。

バラバラの家族はお互いが依存しあって生きている。それに行き詰っていく。

自立とは何か、作者は問いかけてくる。

望遠カメラで偶然覗き見をしてしまったDV夫と妻の姿。

戸惑いながらも引き込まれていく秀樹は自分をコントロール出来ずに日常的に母を殴り父を親を蹴りつける。

気の遠くなるような住宅ローンと生活費の心配を日夜している父秀吉のもろくも崩れそうな社会的地位。そして過剰に気にする世間体。

息子の暴力に怯える母親昭子、皆が生きる余裕すらなくしている


DV夫から助け出そうとする引きこもりの息子秀樹が女性弁護士から見透かされたように言われる言葉に愕然とする。

「救いたいという思いは、案外簡単に暴力につながります。それは、相手を、対等の人間として見ていないからです。
対等な人間関係には、救いたいという欲求はありません。…」
「彼女は可哀相な人だ、だから僕が救わなければいけない。……ぼくがいなければ生きていけないくせにあいつの態度は何だ、と言う風に変わるのは時間の問題…」

歳の離れた彼氏から一緒にイタリアで生活しないか誘われた知美も迷いながら答えを一旦保留にするものの…

知美はぞっとした。私はこれで自分で決定しなくても済むと思ってほっとしたんだ。
自分で決めるというのは苦しいことなんだ。

とうとうリストラされ家も売り払い独り暮らしをし始める父秀吉も群馬の故郷にささやかな喫茶店を開く。

妻昭子は必要とされ請われていたボランティア団体で働き始め、年下の彼氏と結ばれる。しかし離婚はしない。そこに彼氏も理解を示す。

息子秀樹も法律の勉強をしながらと福祉関係の手伝いをし始め独り暮らしをする。

娘の知美はやはりイタリアへ旅立つ。

そうそれぞれが自立心を持ってそれぞれの生きる場所へ旅立った。そんなかたちで物語は終わる。

終の棲家を失いバラバラになった家族であるがその姿が清々しい。

そう、そこには自立心が芽生えたからだ。

この小説にはその芽生えるまでのプロセスが丁寧に描かれている。

だから力が湧いてくる。

元気になってくる。

再生と復活。

その先には微かでも希望の光が見える。


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「バーニングオーシャン」観て…くたくた。

2017-04-25 16:22:24 | 日記
DeepWater Horizon原題

ディープウォーターは石油掘削施設の名前。

掘削専門大手会社BP社の下請け会社の作業員たちが大事故に遭遇する。

ピーター・バーグ監督は危険極まりない舞台設定が得意。

マーク・ウォールバーグが主人公。

ウォールバーグは観るたびに、クロ柴犬の顔に見えてくる。

ムッキムキなのに愛嬌があるのはたぶん気の強いマメ柴君顔だから。

親会社の経費削減で点検作業を端折ったばかりに大惨事に巻き込まれる。

バーグ監督は重量鉄骨を落っことしたり大サイズのネジをヒュンヒュンすっ飛ばしたりを

リアリズムで容赦なく映す。

巨大工場機械が狂い暴れて制御不能状態。勿論人災。

痛みの伝わってくる描写をこれでもかと画面に叩きつけてくる。

ゴツン!ドカ~ン!ベコッ!ボコンッ!痛ェ~!

物語後半はこの連続。

案の定その夜は建物から落っこちる夢を見た。

ウォールバーグはバーグと組んだときはこの実録路線をずっとやってくのか。

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首を長くして…

2017-04-24 19:03:32 | 日記
「ブレードランナー2049」

もうネットでは予告編が流れている。

10月の秋に封切られるか。

待っていた。

待ちくたびれた。

待った甲斐があったらと願っている。

リドリー・スコットは一線引いているが、

監督は信頼できる。

主役もOK。

とにかくそれまでは予告編を見まくって待っている。

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わすれもの

2017-04-23 07:10:34 | 日記
色んな、

忘れたのが、

思い出す。



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