日高屋の野菜たっぷりタンメン。
一日の採る野菜をここで。
でも大盛りサービスクーポンを使ってしまうので糖質制限はナシ。
店内には7名の客人が。
そのうち4名女性だった。
そして3名がラーメンが大盛りだった。
しかもギョーザセットがうち1名。
なかなかだぜ。
午後3時の日高屋だった。
21日空いた時間を見つけて古本屋街へ。
神保町から九段下方面へ。
とにかく衝動買いは禁物なのでパッパとみていく。
目的なく歩いてると道を外れて清水門へ。
そのまま入って公園見て帰るか。
吉田茂の銅像を横目に歩いてると革ジャン＆リーゼント姿のオジサンたちとよくすれ違う。
なんだろうなと思いながら公園を突っ切ると日本武道館。
矢沢永吉武道館コンサート最終日。
夕方4時前だから、これは「入り待ち」だな。
白いスーツ姿の熟年カップルもぞくぞくと田安門に向かって上り坂を上がってくる。
迫力に圧倒される。
初めて見た。
行きつけの飲み屋で会う永ちゃんファンの友達と雰囲気がまるで同じ。
年齢層は５，６こ上の世代か。
3，4人連れの女性ファンのお姉さんたちもバッチリ決めて賑やかに会場に向かっていく。
気合が違う。
歩き疲れてフラフラビジネスホテルへ帰る。
おとといの夜、一瞬迷ったが酒を飲む。
一口飲むごとに乾いた感情が潤ってくる。
淀んだ世界が煌めいてくる。
そうだ。
原尞の処女作そのものだ。
ハードボイルドな世界は無いが、題名だけが立ち上がる。
酔うと世界がぶあああっと息づいてくる。
夜が甦りオレの人生にも光があたる。
そんな錯覚を見せられて気を失う数時間が煌めくのだ。
気が付けば水曜の明け方6時ちょっと前。
まだ酔いがさめないのか気分は悪くない。
体が覚醒し始めたとき二日酔いの地獄を味わうのだ。
酒場の喧騒と客同士の喧嘩と笑い声とXmasBGMと味など分からなくなった水割り。
思い出したくもない情景と音。
そう。もうこれでヤメだ。と守れない約束を独りごちる。
それでいい。いつもそれで一歩また進むのだ。
誰にも言わない。
誰にも言わない。
夜が甦った瞬間は憶えているから。
急いできたよ段々と。
なんだか迫ってくるイベントごとの浮いた浮かれた空気。
こっちは日曜日関係ねェよで仕事中。
狭い歩道を早歩きで移動中なんだけども前方にフラフラ～フラフラ～の
のんびりおばあちゃんお爺ちゃんが満載だ。
ああ追い抜きたい。
目の前接近。よし追い抜こうと早歩き倍速。
右にフラフラ。
…・・・・。
ったく。じゃあ左へ。
フラフラ～。
追い抜けない。
ぶつかるよオバアチャン！
こんなのが二回三回。
家にいろ！と怒鳴ることも出来ないし、しちゃいけないし。
ということでフラストレーション溜まりまくりの一日。
疲れた。
でも長く働かせる会社だから休みも終業時間もまだ来ない。
シワスの緩んだ空気の中で一人ピりついてた一日だ。
酒も飲みたくなるがここはグッと我慢して。
火曜日には狂い飲みするつもりだ。
じゃないと本当にく狂っちまう。
商店街に流れる有線放送のクリスマスソングもグッとこない。
でも腹は減る。不思議だし。図々しいところがいい。オレの良いところ。
まあよくこれだけ届くなあといつも思う。
地場会社の長年の積み上げがこういうところに現れるのだろう。
酒好きはビールの詰め合わせに気持ちがいく。所内に約5人いる。
アサヒかキリンかエビスの詰め合わせを見極める。
くじ引きで配分。
プレモルでもドライでももらえるものなら何でもいい。
真面目に働いてきてよかったと思う時。
その他の人たちは和菓子やゼリーや煎餅やハムとか持っていく。
酒以外で数値を上げるものはいらないので全部あげてしまう。
正月休みは会社で留守番しながら泊まり込みで酒を飲みながら年越しだ。
セコムのセンターに報告し過ごすことになる。
みんな家族のもとへ。
自分は好き勝手にいろいろ漂流して楽しむ。
