FREAKY 13 DEAKY

酔いどれの誇りと踊る熊へ

薄いタオルケットがいる夜に。

2022-10-06 21:29:47 | 創作詩
昼間は、ちゃんと仕事して。


夜にはベロンベロン。いいじゃないの。


ちゃんとしているよ、この人は。


だって、ラウンドミッドナイトは夜の特権。



昼間は、ちゃんとしているよ。




全然、許せる範囲だよ。




一滴でも舐めない、昼間は。それがまともな男。




それの区別が付きにくい世の中。




つまらなくて、退屈な世の中に。





魅力的な夜は、もう帰ってこないよ。





艶やかな、夜は。





お子様ランチの、この世では、望めないね。






価値のない、とは言わないが。



つまんないね。



おれは皆とは行かないよ。



時間の無駄だよ。





みんなはオレのことを、何様だというけども。






嫌だね。




本当に、嫌だ。




気分よくいきたい。生きたいよ。

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秋の夜長の、その柳の下に。。。。。。。

2022-10-06 21:08:15 | 創作詩
酒を先に。

食い物よりも先に。


胃袋に余計なものを入れるなよ。



汚せよ。清めよ。


芝生上に、灰の骨と。





石のそれと。



家族を寝かせて、一人で密かに行く。





墓参りは、面倒くさいぜ。



でも、秋風がおれを慰めてくれる。




なら、やってやろうよ。




今日は、雨が強くて火がつけられない。




ならば、墓石の前で、酒を酌み交わそうよ。



ご先祖の爺さんと婆さんと、お花は買いたてだぜ。









カンタループ。





カンタループ・アイランド。












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それでも飲むのか

2022-10-03 15:41:30 | 創作詩
やがて悲しき酔っ払い。

酔っ払いのしょうもないたわごとに付き合ってくれて有難う。

発信しきれなかったたわ言も残っていたけど破棄。

自分が言ってることなのにさっぱり意味が分からんです。

割って飲んでもきつかったスピリタス。

ベロベロの加速。


二日酔い地獄の朝。


吐き気を抑えて出社。


中年の哀愁なんぞどこもない。


ただくたびれ切った人間か。


なにが悲しくて酒を飲む。


身に覚えにハッとする。


悲しきことは一晩寝て忘れればいい。


寝る前の酒のひと流し。一杯二杯。


やがて悲しき中年の姿が出来上がりつつ。


なにが悲しくて。





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どうか、一人きりでいて。

2022-10-02 23:24:14 | 創作詩
寂しさは、みんな一緒だから。



哀しさは、味わっているときから始まるその時。


思春期と、日記が、数々の思い出は、流れていくの。



それでも、体の五感は、憶えている。


そこに文学が生まれれる。





キラリと光る、一言が閃き。取りこぼして。





夏が過ぎて、静かな秋がやってきて。






それでも、僕は死なない。



いつでもいいと思っているのに。

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「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」をも言う一度

2022-10-02 23:17:29 | 創作詩
好きな時がある。

寝る前の一人ぼっち。


学校から帰るときの一人ぼっち。


昼休みのひと時の一人ぼっち。



ツルまない自分が、誇らしくて。



泣いた。



誰にも聞かれずに。意地で。



涙がこぼれて、自分の弱さを知った。




その時、おれの人生が始まった。








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