日本の問題と解決策を考える

一石五鳥の地球温暖化防止策を考える
 
日本の真の活性化を考える  吉川忠雄

仙石氏が「原発全停止はある意味で日本が集団自殺するようなこと」と国民を恫喝するような発言

2012-04-18 13:36:08 | 日記
ここで「ある意味で」というのは「経済的に」と言う意味でしょう。

「原発全停止は日本の経済にとって集団自殺するようなものだ」とわざと強烈な言葉を使って国民を脅そうとしているのるです。

民主党仙石政調会長代行は政府の原発再稼働路線を強力に後押ししている(主導しているとも言える)人物です。

民主党の事実上の最大実力者であり、東電と各電力会社や銀行や財界や電力労組や官僚などの原発推進グループの強力な代弁者です。

尖閣問題で中国漁船が意図的に衝突して来た動かぬ証拠のビデオの公開を禁止し、ビデオを公開した海上保安庁職員の処罰を押し通そうとした人物です。

最も重要な情報宣伝戦を自国に放棄させることを強要すると言う、稀にみる売国的対応(=自殺的対応)をごり押しした人物です。

また旧守官僚に排斥された脱原発で改革派の古賀氏の発言を封じようと恫喝した人物でもあります。

それでは、こんどの発言内容・・・経済的にはどうでしょうか?

たしかに短期的には燃料代が高く付きます。

しかし、これを機会に電力会社の地域独占体制を改革し、発送電分離・電力自由化を進めれば、中長期的には必ず電気料金を安く出来ます。

たとえば、石油が高騰している今でも、競争の激しい分野では、格安航空がどんどん進出してきていますし、燃費の良い自動車が売れています。。

電力会社はいろいろ余計な経費をすべてコストとして計上し、電気料金を吊り上げてきたので、コスト削減余地があるのです。

技術的にも、自動車の燃費を良くする競争と同様で、単位燃料当たりの発電効率や余熱の利用効率などを上げれば大いにコスト削減が出来るのです。




中部電力は夏の電力も足りるのに、何年後かの再稼働のために浜岡原発に巨費を掛けている・・・

2012-04-18 13:14:20 | 日記
北陸電力でも夏の電力も足りるのに、何年後かの再稼働のために志賀原発にお金を掛けています。

関西電力だけは今夏の電力不足を言い立てて大飯原発の再稼働を急いでいますが、電力不足は口実です。

原発は何としてでもどんどん再稼働させて行きたいから、そのためには原発ゼロの状態で夏を越したくないというのが本音です。