日本の問題と解決策を考える

一石五鳥の地球温暖化防止策を考える
 
日本の真の活性化を考える  吉川忠雄

猛暑だが、西日本全体で融通すれば、大飯原発無しでも電力が足りたことが数字でも判明

2012-08-28 12:56:46 | 日記
 今年の夏は猛暑になったが、西日本全体で融通すれば、大飯原発無しでも電力が足りたことが数字でも判明しました。
企業の自家発電その他を活用すれば、もっと余裕が持てます。   原発ゼロは即、実現できるし、すべきです。
そもそも電力会社や政府や官僚や原子力学者たちや民自公3党らによる原子力行政はウソだらけで全く信用できないし、見識も能力も低すぎます。
 「電力不足になる!」は電力会社や政府らの「単なる脅かし」だったことが明白になりました。

 次の問題は電力料金がどうなるか?・・・です。
原発のコストが安いのは電力会社にとってだけで、核廃棄物処理まで含めると国民にとっては後々まで巨額な費用が掛かってきます。
経済界や読売新聞や政府や官僚や原子力学者たちや民自公3党が心配するのは電力会社の経営だけで、それが原発ゼロでは危くなる思うと、「電気料金が高くなる! 日本経済が危くなる!」と脅し、「原発ゼロなんて現実的じゃない! 無責任にできない理想をを言っているだけ」と酷評します。 
 よくもまあ・・・そんなことが言えるものです。

旧式火力ならいざ知らず、新型火力(ガスコンバインドサイクル)発電や燃料電池を使ったコジェネやトリジェネのシステム(+給湯+植物促成栽培のシステム)を増やしていけば、高効率で、燃料使用量を従来より半減出来、燃料費を十分安く出来ます。 CO2も減らせます。
また、今は石炭の紛体化発電がおこなわれていますが、現在実験中の石炭ガス化発電が完成すれば、そしてガスコンバインドサイクル発電にし、トリジェネのシステムにすればさらに燃料費を安くできるでしょう。

 なお、原発は発生発熱の6割もの熱をムダに捨てるシステムであり、2次冷却水として使った大量の海水を温水にして海に戻しています。
CO2排出ではなく、直接に海を温暖化しているわけです。
 
 しかし、原発の代替えとして、旧火力や再生可能エネルギーしか言われていないのはどうしたことか?
すぐ可能な方法を重視しないのは・・・電力会社は新しい投資を大きくしたくないので、すでにある原発にしがみついているのでしょう。
環境派は火力に反対だから新型火力にもトリジェネにも認識不足のままで、高コストがまだ当分続く再生可能エネルギーの推進しか主張しないのでしょうが、これでは原発必要論を論破できません。