★安倍首相が真っ先に米国議会で約束・・・「新安保法案」は「米戦略のためのもの」ということを示す!
日本国民や国会に具体案を示して審議する前なのに・・・真っ先に米国議会で今夏までにその実現を断言し、大歓迎してもらいました。
それは・・・「新安保法案」は「米国の軍事戦略のためのもの」で、安倍首相が「私が早期実現してみせるから、よろしく!」・・・と対外公約して見せ、決意のほどを示して見せ、自分を米国に売り込んだからです。
★沖縄県民多数の強い反対にもかかわらず、辺野古に新基地を建設するというのも、沖縄に米海兵隊を是非置きたいというのも・・・「米軍戦略のためのもの」
現にこれまで70年間、沖縄県民に大きな負担を掛けている沖縄米軍基地が日本のために使われたことはほとんど無く、今後もほとんど無い。
一方、米国のベトナム侵略戦争やイラク戦争で大変重要な訓練基地+出動基地としてフルに使われた。
それを「日本の防衛のためだ!」として安倍自公政権が今も強行建設しようとしています。
沖縄県民はそのことが良く解っていて、決して許さないと抵抗しているなです。
本土の日本人もその事を理解して反対の声を上げ、国会でも追及すべき義務があります。
なお、「尖閣問題での中国の脅威」というのは、日本の外交姿勢を変えることで大きく緩和できるものなのです。
日中友好条約締結時に、小平は日本での記者会見でとうとうと「尖閣領有権問題の棚上げ論」を演説したのに、日本政府は何の否定もせず、明らかに認めていました。
鈴木首相が「尖閣棚上げの合意があった」と英国首脳にもしゃべっていた証拠文書が最近公開されました。
それなのに、後で外務省が「公文書に無い」ことを理由に、「尖閣棚上げ合意は一切無い」と否定したこと,「領土問題は存在しない」としていることで余計にこじれて、外交交渉ではなく、「実効支配を誇示するための危険な実力行使のやり合い」になっているのです。