★中国バブル崩壊が予想できた時期に年金積立金の株式運用を拡大した安倍政権の責任は重大
中国のバブル崩壊を震源として始まった世界経済の失速で、世界と日本の株価は暴落し、その後乱高下を繰り返しています。
株式運用を増やした日本の年金積立金の損失が大きくなりそうで心配です。
中国のバブルはいずれ崩壊するだろうと以前から予想できたことです。
それなのに安倍政権は「アベノミックスを成功させるために」巨額な年金積立金を株式市場に投入して株価を押し上げ、その時には成功したように見えました。
しかし、それは目先の一時的な成功に過ぎませんでした。
世界の経済情勢の先行きをよく読まずに、悪いタイミングで株式運用を増やした安倍政権の責任は重大です。
(どうしても年金積立金を大きく増やす必要があるのなら、もっとタイミングをよく考えて、将来大底を打った後しばらく底を這ってから株を買い始めるべき)
日銀黒田総裁がマイナス金利のサプライズで株価を上げようとしましたが、上がったのはわずか数日で、その後もっと下がってしまいました。
一方で法人税減税をやっていながら、2017年に消費再増税を強行したりすれば国民の購買力を減らし、日本経済はとても酷いことになるでしょう。