★過労自殺を招いた新国立競技場の建設現場・・・やはり、前の建物を改修して使うべきだった!
私がかねてから批判していたように、まだ東日本大震災の復興時期なので建設業界は仕事が忙しく、現場監督などが不足し、建設資材も人件費もつり上がっている状況であり、元々2020年のオリンピック招致は早過ぎたのです。
やるなら、2024年の招致を追及するべきだったのです。
それなのに、森元首相や石原慎太郎都知事や猪瀬都知事や安倍首相らが功名心に駆られて、配慮も無く、2020年のオリンピック招致に突っ走って「招致に成功」してしまいました。
せめて、国立競技場の新設などと言わず、前の建物を改修して使うべきだった!
そうすれば数十億円で済み、人手も少なくて済んだのです!
この現場は5人とも200時間以上の残業をしていました。
過労死ラインの100時間の2倍です!
2017年3月に残業時間の法的な上限を100時間と決めました。
それ自体多すぎて危険ですが、五輪関連施設に向けて人手不足だからといって、適用を5年間猶予してしまいました。
その結果、労働者にしわ寄せが行って、早くもこんな事態に!
他の多くの現場でも大変なことになっているでしょう。
もっと労働者の健康を守る対策を現場までしっかりやらないと!