見ると自信の湧く模型製作ブログ

お題の通り、主にプラモデル製作について、直線を描くのも切るのも下手な管理人”黒猫2号”の悪戦苦闘の日々を綴っています。

1/72 SWORD SeaGladiator over Norway 1940(2)ヒートン・アタァ~ック!(笑)

2019年09月15日 | 1/72 イギリス海軍機
管理人は昔、海洋小説(所謂帆船物)を読み過ぎたせいか
”リギング”というと”艤装”が頭に浮かんでしまいます、のでやっぱり”貼り線”で表現した方がいいですね。

クラキン様から モデルカステンのストレッチリギング1/48用を1/72に使っても違和感はないとアドバイスを頂き
貼り線はオーバースケールでもいいんだと、目からうろこ
モデルカステンの1/48用ストレッチリギングは入手困難なので、同じような線径のものを探してみました
そこで購入したのが下左の画像のものです、線径は(0.135mm)しかも1/32スケール用なのです
(モデルカステンは1/48用で0.13mm)

右の画像でブレダBa65で使った同じ”INFINI Model”の1/72用0.055mmと比較してみました
左が0.135mm、右が0.055mmです
横の棒は0.5mm芯のボールペンで描いた線です、肉眼でもよく見える様になりました(笑)。

そして複葉機の貼り線初体験なのに、無謀にも”ヒートン”作りにまで手を出してしまいました!?
当初、電気製品のアース線をばらして使おうとしたのですが太すぎて断念
結局つかってないテレビ用の同軸ケーブル(COXケーブル)をばらして使うことにしました

細い線を編んであるので一本ずつ引き抜いていきます
まるで白髪抜きの様です。

取りあえず上翼の下面に埋め込んでみました
最初ゼリー状の瞬着を使ったのですが使い勝手が悪く、結局お店に走って極細ノズル付きの瞬着を買ってくるはめに

高さも形も不揃いかつ汚いですが「見逃してくだせぇ、お代官様」です(^^;
このヒートン、材料さえあれば作るのは比較的簡単だったのですが
適当な長さにカットして埋め込むのが(管理人的に)大変でした(汗)
”不揃いなリンゴたち”ならぬ”不揃いなヒートンたち”です(そのままじゃないかい!)。

紹介し忘れていましたが、カウリング&エンジン部分はレジンで一発、いい出来だと思います(大きい方はAr196のものです)

銃身もレジンでスッキリ、前回の「自作しろ」キットとはえらい違いです(笑)

コックピット周りも手を付けました
SWORDの組立て説明図では、計器盤のメータの針まで描き込まれていたり、やたら細かいんですが実物は...


シートベルトはマスキングテープで、金具類はエッチングのきれっぱしとヒートン用の銅線を再利用してでっち上げました

ちょっとリングが大きすぎるような...て言うか大きいよ(汗)。

今回のヒートン作りにあたり、勉強させて頂いたところ
文字通り基礎を学ばせて頂いた
”Aviation Flash”様
アドレスはこちら
http://aviation-flash.air-nifty.com/aviation_flash/2004/11/post.html

そして、そのままやり方を真似させて頂いたサイト
”SAKUZAEMON ENGAWANIKKI”様
アドレスはこちら
http://sakuzaemon.blog57.fc2.com/blog-entry-266.html
残念なことに2012年12月で休止されています

トリは管理人が押し掛け読者になっている、クラキン様のサイト
”自己満足日記”いつもお世話になっております
アドレスはこちら
https://blog.goo.ne.jp/kurakin1220/e/bf48dfb35b7606256739d5b827239108

そのほかに、色々な方のブログやHPをワールドワイドで参考にさせて頂きました、
参考にさせて頂いた皆様、本当にありがとうございました。

【続く】



ジルプラ 1/35 マリエル Girls in Action 改造編(7)

2019年09月11日 | 1/35 フィギュア_トリファクトリー(ジルプラ)
合間にさわっていて、滞ってしまったマリエル2号の在庫一掃回です(笑)。

スカートも大体めどがついたと(この時は)思い、腕の工作に入りました

この後エポキシパテで右肘関節部分を覆って固定後、ペーパーで均しました。

腕の部分は、まぁこんな物かと

左の手首と右の指は蚊取り線香の熱で角度を変え、
胴体と腕は強度を維持するため、肩の部分で真鍮線を貫通させてつないでいます。

塗料のはみ出しその他、あっちこっち修正が修正を呼ぶ状態でしたが
顔(は人形の命です)とストッキング(の部分リペイント不可能)だけは守って何とかです
マスキングゾルは保護の為一部除去のまま、そしてこの姿勢を取るきっかけになった太腿のホルスターを合体!

ホルスターを保持するベルトは、レポート用紙の細切りで作りました

スカートはめどがついたと思ってから、更に(黒瞬着盛り⇒削り⇒穴が開いた(汗)⇒パテで塞ぐ⇒振出に戻る)です。

台座に接続するための真鍮線の穴をヒールに開けます

形や姿勢を考え、足首に向かって斜めに入るように開けました。

やっとマスキングゾルを撤去、ランナー?の部分も整形してパンプスを塗装しました

ホルスターのベルトは保持が難しいと思いもう一本上に追加しました
でも、このスリットのこのスカートで「まる見えでしょーッ」(^^;。

やっと階段と合体ぃ~!してみたら...

階段の高さが当初の計算よりまったく足りません(TT)
何処で間違ってしまったのか、おまけに塗り残しがそこここに...
「こ~わ、また直しだわ」(これは作り直さなけりゃ)です(泣)

【続く】


1/72 SWORD SeaGladiator over Norway 1940(1)そもそも吊り線が有ることを...

2019年09月10日 | 1/72 イギリス海軍機
二個イチでしかも異機種、これが約一機分のお値段
お買得品に弱い管理人はこんなものを買ってしまいました
この中で最初に製作することにしたのはシーグラディエーターの方ですが
ボックスアートではアラドの方が大きく描かれていて、こっちが主役のような気がしないでもないですが(実際、部品もはるかに多いです)
その選択が、管理人を吊り線地獄というイバラの道へいざなうことに...
この時、黒猫2号は思いだもしなかったので御座います(ここ岸田今日子さん風に)

このボックスアート、制作意欲をそそるなかなかのものだと思ったのですが
視力が今イチの為か、アラドの方の貼り線しか見えなかったのです(^^;
しかもボックス裏の塗装指示図にも線さえ描いてない...当然ながら組説にもです
実機の事は「グラディエーターという飛行機があったのは知ってるよ」ぐらいしか知識が有りません
「あっラッキー~♪ 貼り線無いしぃ~」と、自分の都合のいい方に思考が向かってしまいます。


「まぁ取りあえずネットで見てみーだわ」(方言)と画像を検索してみると...驚愕の事実が!
貼り線有りまくりじゃないですか(汗)「話が違う?」
部品構成はこんだけなのに、吊り線なんてやったことないんですけどぉ~

改めてボックスアートに額を付けて見直すと、細い線がしっかりと...描き込まれていました(TT)
今更シカトも出来ず、あっという間に気楽なホビータイムの予想は吹っ飛んでしまいました
(このパターンいっつもみたいな(^^;)
よく考えてみればグラディエーターって”複葉機”なんですよね、貼り線が有って当たり前なんだ(恥)。

とにかくどこにリギングされているのか接続箇所が分からない事には話になりません
幸いこれもネットで参考になる画像があれこれあり、それを見ながら位置決めをすることにしました。
取りあえず下側の主翼から穴開けです、でもなんか既に穴の位置が微妙な気が(汗)

穴を開けて...正直言って、これからどうなるのか自分でも分かりません(笑)。

【続く】


TIGER MODEL 1/35 AMX-10RCR SEPAR 外伝 こっちはレディースだ(2)

2019年09月08日 | 1/35 フィギュア_トリファクトリー(ジルプラ)
やっと”トンビ”がとり完しましたので、ちょっとフィギュア制作(気晴らし)です。

現在の所こんな状態になってます

コマンダーの右手は手首の角度を、左手は親指を起こして車体にフィットさせるべく努力しています(^^;

【例のケピ帽のローダーの工作経過です】

ケピのひさしを除いた部分の整形が「まぁこんなもんか」になりましたので
体(主に手脚)の”?”な部分をペーパーで擦り均し、なるべく自然な形になるようにします
こうやって見ると、まだ左脚太腿がちょっとですね(汗)
更に左手首を熱で下に向け、リラックス感が出るようにしました。

そしていよいよひさしの部分です、ここはプラ板をカットして作りました、ここから整形ですね
髪の毛はタミヤのエポキシパテ(速乾)で盛っています、これも乾燥後整形
キットではキャップを目深にかぶっていたので、眉の上を修正(盛る)必要がありました

右手首も下に向け、左手と統一感を出すようにしています
胴長を調整したらお尻丸出しになってしまいました、これでは”コパトーン”のポスターですね(笑)
前にも書いたのですが、このジルプラ製オリアナさんは胴と脚(膝から下)が長すぎます
ですがここを修正すると姿勢が変わってくるのでパスしました
顔がアジア人しているので余計不自然に感じられるんですよね、ここは半ズボンの修正が必要でしょう(^^;

【続く】







AZmodel 1/72 ブレダ Ba-65A-80 "Nibbio"(11)

2019年09月08日 | 1/72 イタリア空軍機
ともかくも”とり完”です。


上下からです

主翼の国籍マークが微妙に外を向いていたりして...(汗)

”とり完”に至るまでの反省&感想あれこれです

前回(10)から、もう少し工作を追加しました

バー(ロッド?)はPlastructの0.3mmプラ棒で、基部はプラ板です、ここから端を整端しておしまい(^^;。

コックピット内のジャングルジムもどきが結構よく見えたりして、(大汗)です

キットの窓枠はだるい上に太いです、ダルすぎたので削るのはやめにし、マスキングで枠を細くしましたが
後でリペイントする際、今度は(管理人には)細すぎて筆ではほぼ不可能状態になってしまいました、そんな訳で汚いです(笑)
ここはいくらやっても上達しません(T_T)。

7.7mm銃身は0.8mmパイプのままで良かったような...0.3mmのパイプは必要なかった?
12.7mm銃身の方をパイプで2段工作した方が良かったですね(_ _)

パネルラインの彫刻が左右であっちこっちずれています
デカールを貼る時にこのパネルライン位置を基準にしていると、左右アンバラになってしまいます
主翼の国籍マークの位置も、翼端のパネルラインの幅が違っているので要注意っていうか
エルロンにそのままつながっているので、どうしようもありませんでした(言い訳)。

デカールは本当にすぐ台紙から離れます、早すぎるくらい
おまけに柔らかいので機体に写す際、端が折れないように注意が必要です。
印刷はちょっとドットが荒いし、白の部分が透け気味でした。

左翼のウォークラインの位置・主翼の国籍マークの位置・機首の塗装等、ネットで調べると
色々な塗装例があって、どれが正解なのか分らなくなります(キットが余り信用できないというか)
ウォークラインだけはコックピットから離れすぎているように感じたので、近づけてエアブラシしています。

【終了】