見ると自信の湧く模型製作ブログ

お題の通り、主にプラモデル製作について、直線を描くのも切るのも下手な管理人”黒猫2号”の悪戦苦闘の日々を綴っています。

1/72 Special Hobby Blackburn Skua Mk.Ⅱ (7)

2020年11月09日 | 1/72 イギリス海軍機
搭乗員を仕上げてシートに接着しました
エッチングとレジンで出来たガンサイトを付けて、コックピット内部はお終いです




ルイス機銃のドラム弾倉は、この格納位置では付けるとキャノピーと干渉してしまいます
実機写真とも見比べたうえで、無しにしました


写真は撮っていないのですが、キャノピーをコックピットに被せると長さが微妙に足りません
ガンサイトが邪魔をしてしまい、前にずれて後端まで届かなくなるのです
実機ではガンサイトが、例のそそり立っている風防前に密着気味に付いています

クリアパーツの厚さが邪魔をしてしまうし、ガンサイトをこれ以上後ろへ下げると
パイロットに近づきすぎる事になってしまう、サイトの基部を削ってみましたがダメ
悩んだ末、キャノピー分離手術に踏み切る事にしました(やりたくないけど...)

割れ防止のため、内側に紙粘土を詰めます

まる1日おいて、紙粘土が固まってから切断開始
使うのはいつもの彫刻刀とタミヤのカッターです
乾燥した粘土は粘着性がゼロなので、キャノピーにマスキングテープで離れないようにしておきました
スジボリ用のテープを、切断ガイドにしようと思ったのですが
これが曲がってくれません、曲面に全く馴染まないのです
おまけに粘着度も低く、結局使用を諦めてガイド無しで切断です

そして、何とか風防が取れました


ここまで来たら操縦席オープン化まで一気です
勢いで、パイロット席のスライドキャノピーも切断しちゃいました


スライドキャノピーを再利用することにして、内側をひたすら擦って磨いて薄くします


何とか被さるようになりました


キャノピーも接着します、もう戻れません



真横からだと、ちょっと段差があり過ぎるような
それにしても、もうちょっと磨かないといけないようですね(^^;

ガンサイトが邪魔になり、風防が入らない状態は変わっていません
やむ負えずちょっと前にずらして接着しています


で、やっと機体塗装に入ります、磨きは並行して合間にやることに
キャノピーとエンジンの開口部をマスキングし、下面全体と側面ををNo325:グレーFS26440で
更にマスキングして、左翼下側をNo33:つや消しブラックで、いずれもエアブラシで塗装しました


実機写真は、いずれも(4)で紹介させて頂いたサイトに掲載されていたものです
改めてURLを記載しておきますので
https://dingeraviation.net//SkuaRoc/modelling_the_blackburn_skua.htm

【続く】





1/35 Doragon Black Label M103A1 改修(まとも化)計画 (2)+ レディースP.z

2020年11月05日 | 1/35 AFVその他車両
M103A1(まとも化)”とり完”です




ちゃんと砲塔は回転してるでしょ(笑)
それにしてもごっつい砲身、バックに敷いたA1の紙に収まりませんでした

ご覧の通り、ついでにこんな物も一緒に作って乗せちゃいました

眼つきが鋭いし笑っていない、さすがレディース?
戦車単品にしようと思っていたのですが、気付けばフィギュア改造に走っていて...(^^;

まずM103A1から行きますね
ヘッドライトのレンズが、別部品のクセにクリアパーツではなかったのです
そこで購入したのがコレ


使う前です

右の空飛ぶ円盤みたいなのがUV/LED照射機、USB給電で発光します
この下から光が出て、それに当てて硬化させる仕組みです

こんなものまで付いてきたのはご愛敬と言うところでしょうか(笑)

もともと、そういう用途なのです

これを使ってヘッドライトの透明パーツを作ろうという魂胆です
(before)

先を平たくした爪楊枝に、チューブからレジンを少量取り出して載せ
車体前を上向きにして、ヘッドライトに盛るように入れます
かなり粘性が有るので、そのままでもこんもり盛り上がったままです
そしてUV/LEDライトで照射!ものの1分も立たないうちに完全硬化しました
(after)

どんなものでしょうか?

砲身はプライマーサーフェイサーを吹いた後
車体と同じ、No:C304オリーブドラブ(ウェポン用)をエアブラシで塗装しています
これでM103A1の工程はお終い、砲塔のジェリカンはラックが見当たらず諦めました
砲身も切り取って取っ替えてるし、最初に砲塔も回転する様にしているんだから...
こんなところで勘弁してくださいませ<(^^);>

で、フィギュアです
コロナの影響?で入荷が遅れていた、これがやっと到着

エッチングのマイクロフォンと言うのが肝ですね

こいつを使って、女性戦車兵を作っちゃろう、と
でもよく考えたら、このCVCヘルメットとガソリンエンジンのA1の年代が被っているか微妙なんですよね
最終退役したのは1974年だそうですが、これはディーゼルのA2の話
しかも最後まで使っていた海兵隊での事、デカールは陸軍の貼っちゃっているんですけど
なんてことは、無視して(どうせお遊びです)製作続行します(汗)

基になった人はこれ、いつものジルプラです

クインさんと仰るのだそうです
例の如く箱絵のCG画像と中身は、違います(キッパリ)

頭にヘルメットを被るため、エポパテでスキンヘッド化

左腕はジャンクから(キットのままではハッチに入りません)
右腕はキットのものと、手首から先はMarilynの余りを転用しました

途中でこのMarilynの小指が折れちゃいましたけど、何とか回収して事なきを得ています

右の画像の腕は、ジャンクから掘り出した左手ですけどね

で、完成


お顔のアップです


最後に恒例のツーショット、アメリカ戦車兵WW2&ベトナムです

この二人には、これからも活躍してもらおうかな...(^^;

”まとも化”なんて言っておきながら、全然まともじゃなかったですね。

【終了】









1/72 Special Hobby Blackburn Skua Mk.Ⅱ (6)

2020年11月02日 | 1/72 イギリス海軍機
主翼も上下貼り合わせ、胴体と合体、水平尾翼も取り付けました
一晩おいて接着剤が固まったので、翼端灯の工作に掛かります

WAVEのクリアパーツを使ってみました
形はぴったり、ですが厚さが倍半分も違います(下左)
使用を諦めて、クリアパーツのランナーを工作することに(下右)

ドリルで穿孔し、出来た穴にクリアレッドを押し込んでランプにします

主翼が厚いのか、WAVEのが薄いのか...
やっぱり主翼でしょう、だけどこんなキットが結構というか
簡易インジェクション(チェコ、ポーランド辺り)ではほとんどのような気がします
タミヤは翼薄いけど、ちゃんと別にクリアパーツが付いていて不要だし
ハセガワはいつデカール替えかコンボが出るか分からない
そうなると、ここを自作しなくてはならないキットには
WAVEは使えないという、何のために買ったんだ状態になるような(_ _;)

右翼側も同じように、クリアグリーンは無いのでメタルグリーンで代用しました


やすりで大まかな形にし、後はひたすらペーパーで擦ります
その後コンパウントで磨き、「こんなものでしょう」となりました

主翼の上下合わせ目も、この時に合わせて修正しています

同じように前照灯もせっせと磨きましたが
(下右)右翼側にコンパウントが入り込んでしまいました(汗)

小刀を接着箇所に突っ込んで引っぺがし、清掃して付け直しました
内部にミラーフィニッシュを貼ったのですが、ぱっとしませんねぇ~(^^;
やはり電球を追加しておけば良かったと思いました

この後、パーツの合わせ目をサンディングして”士の字”到達でしょうか

主翼の前縁を前照灯といっしょに磨いたので、プラ部分までピッカピカになってますね(^^;



エンジンカウリングは、プロペラスピナーの脱落防止工程があるため
両面テープで仮止めしています。

【続く】