「集い」は県と政府の拉致問題対策本部の主催で、県内初開催となりました。

横田めぐみさんの弟で、拉致被害者家族連絡会代表の横田拓也さんは早期の問題解決を訴えました。

横田拓也さん:
「一方的な暴力で自由に堂々とこの主権国家に入ってきて奪い去ったまま、47年間が過ぎている。こんなことを私たちが良しとしていいわけがない。声を武器にして、民主主義は絶対負けないんだということを私たちの手で取り戻したい」

拉致の可能性がある「特定失踪者」となっている塩尻市出身高野清文さん(48年前・当時19歳)の妹・美幸さんも登壇し、拉致問題を「自分のこと」として考えてほしいと訴えました。

高野美幸さん:
「最大の願いは兄に会いたい、兄と父を再会させたい」「長野県の皆さんに他人事ではない、身近に感じて関心を持ち続けてほしい」

集いには約120人が参加しました。

参加者(松本市から):
「(拉致問題を)自分のこととして考えていけたらと思う」

冬のライン「結晶」

「北朝鮮による拉致問題を考える集い」が昨日長野市で開催され、

横田めぐみさんの弟であり、拉致被害者家族連絡会代表の横田拓也さん、

そして特定失踪者の高野清文さんの妹、美幸さんが姉や兄の救出を訴えました。

高野 清文 | 特定失踪者問題調査会

生年月日:昭和31(1956)年10月31日 

失踪年月日:昭和51(1976)年7月30日(当時19歳、電気通信大学2年生)

失踪場所:東京都神津島村の民宿

高野 清文 警視庁

 

拉致被害者と言えば政府認定の15人を連想しますが、その他には800人以上の拉致を否定できない特定失踪者が存在します。

しかしマスコミは拉致被害者の親世代は横田早紀江さんと有本明弘さんの二人だけと言いますが、

他にも親世代の方がいる事、そして親族がいる事をもっと強調して欲しいです。

特定失踪者は昭和23年(1948年)に失踪した平本和丸さんが最初の被害者ですが、

横田めぐみさんや久米裕さんよりも29年も遡る事に驚きます。

 

さて横田めぐみさんが拉致された1977年11月から早や47年経ちました。

横田さんの前には久米裕さんや松本京子さんも拉致されています。⇩

蓮池さんら5人が帰国出来た2002年10月からも既に23年も経ったのにもかかわらず、

その後、誰一人救い出せなく苛立ちさえ覚えます。

政府認定被害者の松本京子さんは鳥取で拉致されていますが、鳥取と言えば石破総理の選挙区。

ですから石破さんはもっと積極的にこの問題に取り組んで欲しいところですが、

総理就任後にやっとブルーリボンバッジを着けるぐらいですから、如何に他人事なのかわかります。

拉致問題解決が政権の最重要課題だ、と歴代総理は言っているのですが、

どれだけ自分の問題として取り組んだのか少々疑問です。

 

昨日の長野県での集会での横田拓也さんはもっと政府は積極的に動いて欲しい。

本当に自分の家族が拉致されたと思って取り組んでくれているのだろうか、

と言いたかったのではと思います。

 

岸田さんも口だけ番長だったのかと思いますが、石破さんに至っては本当に真面目に考えているのか疑問です。

なにせ、東京と平壌に連絡事務所を作り、拉致解決を前進させたいと。

 

そうなんですよね。

本当に真剣に考えているのかと思ってしまいます。

北朝鮮は日本とは全く違う体制です。

平壌の連絡事務所に詰める人はどんな人だと思っているのでしょう。

庶民は別として政府関係者は工作員だと思って警戒すべきです。

北朝鮮国民は厳格に管理され監視され、国民同士がお互い見張る仕組みの密告社会です。

それに対して、日本はスパイ防止法もない平和ボケの国です。

北朝鮮と日本。違い過ぎます。同等に考える方がおかしいですし、

東京と平壌に連絡事務所を設置して被害者を探し出すって。。。。

何をバカげた事をと思ってしまいますし、

被害者救出を本気で考えているのかと、もう呆れるばかりです。

 

ところで拉致問題を考える集いは全国各地で開催されています。

兵庫県でも3年前に神戸市で開催され、知事に就任直後の斎藤知事も挨拶しています。

拉致問題を考える国民の集い in 兵庫・神戸

サンテレビも報じていました。⇩

斉藤知事は子供には罪がないと朝鮮学校への補助金をやめていませんが、拉致問題を真剣に考えているのでしょうか。

この時はブルーリボンバッジを着けていますが、この時以外に着用しているか疑問です。

百条委員会での姿を度々見ますが、いつもブルーリボンバッジを着けていません。

他の議員の何人かは着けているのに。。。

斉藤知事を同じぐらいテレビに映った奥谷委員長はいつもバッジを着けています。

ですから余計に知事がブルーリボンを着けていないのが目立ってしまいます。

 

ところで今朝のNHKの「日曜討論」

なんと、ブルーリボンバッジを着けていたのは一人だけ。

維新の会の三木けえ議員だけ。

自民党議員さえつけていないのには驚きです。

 ブルーリボンバッジを着けているから拉致問題に熱心だとは一概には言えませんが、

少なくとも視聴者に訴える事が出来ます。

テレビに映るのは議員にとって発言も当然ながら、振る舞いも身だしなみもそして洋服も注目されます。

そんな好機を逃すのは馬鹿げています。

有権者に自分の政治活動を知ってもらうテレビ出演を活かすべきですが、

ブルーリボン着用で票が減るとしたら、それこそ誤った政治活動をしていると言えます。

また国会議員は国内外で注目される立場です。

特に北朝鮮の人権侵害を訴える為にも国会議員なら常にブルーリボンバッジ着用を心掛けてもらいたいです。

石破総理は拉致問題解決は政権の最重要課題だと言うなら、それを態度で示すべきです。