国会議員として、法律を順守する認識が甘過ぎたと言うほかない。
民進党の蓮舫代表が記者会見で、日本国籍と台湾籍の「二重国籍」問題について説明した。
昨年9月に台湾籍を離脱し、10月に日本国籍の選択を宣言したことを証明する台湾当局の証書や日本の戸籍謄本などを公表した。
1985年に日本国籍を取得した蓮舫氏が、昨年まで台湾籍を保有し、国籍法違反の状態にあったことが裏付けられた。2004年の参院選公報に「台湾籍から帰化」と虚偽を記載したのは、時効とはいえ、公職選挙法に抵触する。
問題の発覚後、蓮舫氏の説明が二転三転したことも不信感を広げた。「もっと関心を持って確認すべきだったと深く反省している」と陳謝せざるを得なかった。
今回の書類公表に10か月も要するなど、対応が後手に回った印象は否めない。党内には、この問題が足かせとなって保守層に支持を広げられず、党勢の低迷につながったという不満も出ている。
疑問なのは、蓮舫氏が、自身の子供が成年に達するのを待って発表したと釈明したことだ。
子供などのプライバシー情報は国籍選択と何ら関係がなく、明らかにする必要もない。
昨秋に米国籍との二重国籍が発覚した自民党の小野田紀美参院議員は、直後に個人情報を伏せて戸籍謄本などを公表した。米国籍を放棄する手続きも行った。
蓮舫氏も迅速かつ適切に対処していれば、ここまで反発は広がらなかったのではないか。
蓮舫氏が、戸籍の開示について「私で最後にしてもらいたい」と述べ、不本意さをにじませたことには違和感を禁じ得ない。
「社会の多様性を損なう」「外国人差別を助長する」といった一部の声を踏まえたのだろうが、筋違いの主張である。
今回は、一般人が国籍で差別されたり、戸籍などの公表を強要されたりしたわけではない。
蓮舫氏が説明責任を問われたのは、国会議員として法に背いたとの疑念を持たれたためだ。
外国籍保有者が国会議員になることは制限されないが、外交官への採用は禁じられている。国会議員は、外交・安全保障、通商政策など国益に関与する公的存在であり、一般人と違って国籍を曖昧にすることは許されない。
野党第1党党首の蓮舫氏は、首相や外相などを目指す立場だ。より厳しく自らを律することが求められるのは言うまでもない。
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上記は本日7月20日読売新聞朝刊の社説です。
社説ですから新聞社としての蓮舫の国籍問題について事実を述べ、
そして蓮舫の国民に対する姿勢に疑問を投げかけています。
今日の社説を読み読売新聞は報道機関としての責務が分かっていると感じますが、
朝日や毎日はどうなんでしょう。
またテレビはこの大問題をどう報じたかというと、
記者会見当日は一応報じていましたが、やはり扱いは小さく、
そして何が問題なのか分かっていないのが残念でした。
報道番組にはその社の解説員が発言する事が多いですが、やはり偏りが新聞より酷かったです。
唯一「ユアタイム」で萱野稔人氏が真面な意見だったのが救いでしょうか。
「蓮舫」台湾籍離脱証明記者会見 法の理解を差別にすり替えた説明責任!これが立法に携わる国会議員のやる事なのか!【萱野稔人】
★萱野氏の発言は2:29~
あとネットテレビではかなり正論を述べた人もいたようですし、
twitterでも蓮舫の姿勢を批判したり、公開された資料についても検証がされています。
ところが殆どのテレビでは反安倍のスタンスでの番組作りが行われていますが
この様な事をしていると、テレビへの信用もなくなり
今後テレビ業界はドンドン廃れるのではないでしょうか。
廃れないとしたら、テレビの報道を信じた反日思想の人や、平和ボケした人、
つまり愛国心の欠片もない無知な人達が増えるでしょう。
それはこの国がアジアの弱小国になる事を意味します。
私はそれに甘んじる国民が多くなることを危惧します。
韓国系に牛耳られた日本になる事は許せません。
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