尖閣衝突 ビデオ公開先延ばし 対中配慮、責任なすり合い(産経新聞) - goo ニュース
沖縄・尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件の際に海上保安庁が撮影したビデオ映像の扱いについて、政府・与党は公開の先延ばしと責任の押し付け合いを続けている。ビデオを国民に公開せず、国会議員の一部に限って開示する案も検討中だ。菅直人首相は8日の参院代表質問で「外交の方向性を決めるのは国民」と語ったが、そのための判断材料は、いまだに提供されていない。(阿比留瑠比)
≪人ごとのような答弁≫
「捜査当局において適切な判断がなされると思う」
代表質問で首相は、ビデオ公開について、人ごとのような答弁を繰り返した。
首相が指摘した捜査当局(検察)を管轄する柳田稔法相も、記者会見では突き放して語る。「国会の要請があれば、たぶん現場が適切に考えるでしょう」
海保を所管する馬淵澄夫国土交通相は記者会見で「官邸が中心となって国会と調整(している)とのことだから推移を見守る」と官邸主導を強調する。
誰もが「触らぬ神にたたりなし」を決め込み、責任を負おうとしていない。
「明らかに、中国漁船がかじを切って体当たりをしてきている」(9月28日の民放番組)と指摘していた前原誠司外相も最近は発言のトーンを抑えがちだ。
なぜ政府はビデオ公開に及び腰なのか。
そこには、準大手ゼネコン「フジタ」の社員1人がまだ中国にとらわれていることや、関係改善の兆しが見えてきた中国を刺激したくないとの思惑がある。
拘束されていたフジタの最後の社員が帰国したら
すぐにビデオを公開するべきです。
今のままでは、日本は中国に屈した情けない国のままです。
日本のした事の正当性や、中国の傲慢さを国際社会に示し、
尖閣諸島が日本領土だと主張すべきです。
まずはビデオの公開です。
日本国民は尖閣諸島沖で何が起こったのか知る権利もあります。
沖縄・尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件の際に海上保安庁が撮影したビデオ映像の扱いについて、政府・与党は公開の先延ばしと責任の押し付け合いを続けている。ビデオを国民に公開せず、国会議員の一部に限って開示する案も検討中だ。菅直人首相は8日の参院代表質問で「外交の方向性を決めるのは国民」と語ったが、そのための判断材料は、いまだに提供されていない。(阿比留瑠比)
≪人ごとのような答弁≫
「捜査当局において適切な判断がなされると思う」
代表質問で首相は、ビデオ公開について、人ごとのような答弁を繰り返した。
首相が指摘した捜査当局(検察)を管轄する柳田稔法相も、記者会見では突き放して語る。「国会の要請があれば、たぶん現場が適切に考えるでしょう」
海保を所管する馬淵澄夫国土交通相は記者会見で「官邸が中心となって国会と調整(している)とのことだから推移を見守る」と官邸主導を強調する。
誰もが「触らぬ神にたたりなし」を決め込み、責任を負おうとしていない。
「明らかに、中国漁船がかじを切って体当たりをしてきている」(9月28日の民放番組)と指摘していた前原誠司外相も最近は発言のトーンを抑えがちだ。
なぜ政府はビデオ公開に及び腰なのか。
そこには、準大手ゼネコン「フジタ」の社員1人がまだ中国にとらわれていることや、関係改善の兆しが見えてきた中国を刺激したくないとの思惑がある。
拘束されていたフジタの最後の社員が帰国したら
すぐにビデオを公開するべきです。
今のままでは、日本は中国に屈した情けない国のままです。
日本のした事の正当性や、中国の傲慢さを国際社会に示し、
尖閣諸島が日本領土だと主張すべきです。
まずはビデオの公開です。
日本国民は尖閣諸島沖で何が起こったのか知る権利もあります。