昨年10月の衆院選で、候補を立てた府内全15区で全敗し、国政では自民党が少数与党となった。こうした状況を受け、府連は「本来の自由民主党を大阪から造る会」を立ち上げ、党勢回復に臨む。

同会で取り組む具体的な方針には、「政治とカネ」の問題からの信頼回復策も盛り込まれた。その中で、府連の会計には、資産や負債の残高も記録する企業会計と同じ複式簿記を導入するとした。

府連の政治資金パーティーについて青山会長は「会長に私がいる限りは原則、開きません」と表明。パーティーに代わる寄付を集める場として運動会やスキー教室などを挙げ「1枚2万円のパーティー券に慣れることはおかしいという問題提起だ。これはやる意味がある」と説明した。

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