大敗「次世代」存続の危機 安倍政権運営にも影(産経新聞) - goo ニュース
次世代の党が、衆院選大敗により結党からわずか4カ月で存続の危機に直面している。衆院の勢力は選挙前の19から平沼赳夫党首と園田博之顧問の2にまで激減し、発信力に優れた石原慎太郎最高顧問は政界を引退、離党の動きも出ている。政権とは「是々非々」で臨んできた次世代の後退は、安倍晋三首相の政権運営や憲法改正にも影響しそうだ。(内藤慎二)
◆引退・離党追い打ち
「全国で応援したが、力が足らず、皆さま方につらい思いをさせてしまった。心から反省している」
19日、国会内で開かれた党選対本部総括会議の冒頭、平沼氏は沈痛な面持ちで、こう語った。会議は重苦しい空気に包まれ、ある落選議員は終了後、石原氏の手を握りながら「選挙区まで応援に来ていただいたのに申し訳ありません」と謝罪の言葉を口にした。
次世代は、比例代表で2・65%を獲得、「2%以上」という政党要件を満たしたこともあり、平沼氏は会議で党を存続させる考えを示した。だが、投票2日前の12日、アントニオ猪木参院議員は離党届を提出した。園田氏は古巣・自民党への復党を希望し、「実現性は低くない」(次世代幹部)とみられる。
山田宏幹事長や中田宏国対委員長ら党幹部が軒並み落選した。後任の幹事長に、衆院解散後に入党した参院議員の松沢成文副党首の名前が挙がっている。
野党の弱体化は本来、安倍政権には大歓迎に違いない。ところが、次世代の後退は悩ましい問題だ。
山田氏は2月の通常国会で、慰安婦募集の強制性を認めた河野洋平官房長官談話の欺瞞(ぎまん)性を取り上げた。これを受けて安倍政権は談話作成過程の検証に着手。有識者チームが「いわゆる『強制連行』は確認できない」との報告書をまとめた。朝日新聞が慰安婦問題に関する32年前の誤報を認めることにもつながった。
◆慰安婦・改憲停滞も
慰安婦問題は首相が重視してきた課題だが、足元の自民党では大きなテーマにはならなかった。首相と次世代は「保守」という共通理念の下、与野党の立場を超えて役割分担してきたといえる。首相が目指す憲法改正でも、足並みをそろえたいところだった。次世代の後退は、政権にとって野党からの側面支援を失うことになりかねない。
落選した次世代幹部は寂しげにこうつぶやいた。
「だれが国会で慰安婦問題を聞くの? これから安倍政権は漂流していくよ」
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アントニオ猪木が離党するのは歓迎です。
猪木は拉致問題を解決したいというより、北朝鮮の代弁者みたいでした。
まるで北朝鮮のスパイが国会議員に紛れ込んでいるような気もしました。
しかし、園田さんが自民党復党を希望とは残念です。
政界再編者であり、反自民で自民党を飛び出し
その後反民主で石原慎太郎氏と行動を共にしていたようですが自民党復党ですか・・・・?
このままだと次世代の党の存続も怪しいとの事ですが
中国韓国の嘘を暴こうと立ち向かう政党は他にいますか?
次世代の党の国会質問を切っ掛けに、当時の韓国新聞が紹介され
石原元官房副長官の証言があり、それが朝日新聞記事取り消しに繋がっているのです。
次世代の党の議員が激減し、離党する議員がいても
誰か自民党から次世代の党に行って山田宏さんや中山成彬さんの志を継ぐ人はいないのでしょうか。
田母神さんや西村眞悟さんのように命がけで真正面からぶつかっていく人はいないのでしょうか。
安倍首相の後押しをする政党は大きくなってもらいたい。
従軍慰安婦問題や竹島問題、尖閣問題、そして靖国問題がウヤムヤになる事は絶対避けてもらいたいのです。
次世代の党がもっと活気付いて、日本の存亡について真剣に考える国民が増え
次世代の党が解党する事態にならない事を切に願います。