関西広域連合を構成する府県への医療支援として実施。今回、緊急事態宣言が延長された大阪、兵庫両府県からの要請を受け、和歌山県が県内の医療機関で確保している新型コロナ患者用病床470床のうち、対応可能な医療機関で最大10床を受け入れる。医療機関名は非公表で、今後、具体的な調整を進める。

ただ今後、和歌山県内で感染が再拡大した場合は新規受け入れを中止するとしている。

30日時点で、和歌山県内のコロナ患者用病床の入院患者は95人、病床使用率は20.2%。

和歌山県は大阪府と兵庫県の武漢コロナ軽症患者を最大で10床受け入れると発表しました。

ここのところ、大阪と兵庫は感染者が急拡大しています。

先進国として中等症や重症者の患者が入院出来ず苦しみ、亡くなっていくのは恥ずべき事です。

他国に比べてさざ波程度だとしても、この現実を見て欲しいです。

 

大地震や原発事故では近隣の自治体が被災者を引き受ける協定を結んでいます。

同じようにお互い様の気持ちで余裕のある自治体は援助して欲しいです。

ただ、自然災害と違っていつ何時自分の自治体の患者数が増えるか予測できません。

そこが躊躇するところだと思いますが、和歌山は病床数に余裕があるからの決断だったのでしょう。

他の自治体も余裕があるところは少しでも援助してもらいたいです。

お互い様の気持ちが日本にはあります。

ギスギスした昨今、この気持ちを忘れないでいたいものです。

 

因みに今日の陽性者数は月曜だという事もあってか、どことも少ないです。

このまま収束に向かい、入院出来ない人は入院出来て満足な治療が受けられる事を願っています。

 

また和歌山県の31日時点の入院者は83人。

確保している病床470床の使用率は17.7%。

3月25日以来67日ぶりに20%を下回っています。

【速報】31日の感染発表は1人 和歌山県、2日連続で1桁:紀伊民報AGARA