性同一性障害と診断され、職場の女性トイレを制限された経産省職員。
女性トイレを使えないのは違法だと裁判を起こし、
地裁では女性トイレを制限する事は違法、その後の高裁では合法(制限するのは妥当)
そして最後、最高裁では合法とされ、職場での女子トイレ使用が可能となりました。
この職員は今までどうしていたのかというと
2階上、または2階下の女子トイレ使用は許されていた様です。
では緊急時はどうしていたのでしょう。
近くの男子トイレ、または多目的トイレを使用したのかどうか。。。。
緊急時なら多目的トイレを使用したと思いますが、その辺が知りたいです。
次に話題になって以降、この職員のTwitterが注目されていますが同僚や上司は知らなかったのかです。
裁判を起こすぐらいですから恐らく噂になっていたでしょう。
件のTwitterを見る限り、かなり性に対して鬱屈していて変態とも言えそうです。
以下は片山さつきさんのTwitterへのリプライです。⇩
では同じフロアの女子トイレにこの性同一障害と診断されている職員が入って来たら???
多分、驚き、不快感や恐怖感を覚えると思います。
では実際どんな人物かというと。。。
こちらは地裁判決(3年前)後の記者会見。⇩
こちらは高裁判決(2年前)後の記者会見。⇩
こちらは7月11日の最高裁判決後の記者会見。⇩
顔も身体的特徴もわかりません。
声は男性の様で女性の様で。。。。こんな声の男性も世の中にはいますし。。。
そしてこちらはトランスジェンダー当事者の方々の記者会見。⇩
ちょっと混乱します。
トランスジェンダー女性って元男性。
トランスジェンダー男性って元女性。
パッと見と言うより、身近に接して会話しても現在の性に全く違和感がないと想像します。
服装もそうですし、顔も体つきも声も話し方も何もかも自認の性です。
ではこれらの方々がどちらのトイレを使用するのか。。。
当然、現在の性ですよね。
もしも生まれた時の性のトイレを使用したらそれこそ通報されます。
つまりどちらの性なのかは外見で判断します。
ですから生まれた時の性、自認している性で生活されているのでしょう。
記者会見を開いた時枝穂さんら5人のトランスジェンダー当事者たち。
この人達は外見上、どう見ても性自認の性です。
ですから生まれた時の性と別の性。
つまり時枝さんは女性用のトイレを使用しても何ら違和感はありません。
寧ろ男性用のトイレを使ったら変人というか白い目で見られるでしょう。
更にトランスジェンダー男性の杉山文野さんはどう見ても男性です。
杉山さんが元の性である女性用トイレに入ればそれこそ通報され、警官が駆けつけるでしょう。
では例の最高裁で勝訴した経産省職員はなぜ女性用トイレを使えなかったか。
それは同僚女性は原告職員が元男性だと知っているから、そして恐らく例の変態Twitterの存在を知っていたから。
あのTwitterを見れば殆どの女性は気持ち悪いとか、恐ろしいと思うでしょう。
いくら理解が足らないと研修を重ねてもその気持ちは変わらないと思います。
そうそう簡単に気持ちを変えられませんから。
職場では多目的トイレを、
そして公共の場所では多目的トイレか、自認している性のトイレを使うしかないでしょう。
やはり、見た目です。
見た目がどうかです。
トイレ使用は性適合手術を受けているかどうかよりも見た目です。
また公共浴場では見た目プラス、生殖器での判断。
どうしても違和感を覚えたら、アソコで判断するしかありませんし、
見た目と合致していなければ、浴場は混乱するだけです。
記者会見での時枝さんも苦悩している様子でした。
しかし理解増進法が出来たからと言って、理解できないものは理解できません。
いくら職場で研修を受けたとしても理解できず、不快感を覚える女性もいるでしょう。
差別はいけないのは当然です。
就職などでトランスジェンダーを理由に差別をしてはいけない。
それだけです。
それ以上でもそれ以下でもありません。
差別だと言って、職場や公共施設でのトイレ使用、特に女子トイレを使いたいと言い、
ましてや裁判に持ち込むのは違和感を覚えますが、この考えは差別だになるのでしょうか。
1週間ほど前から、この問題が気になって記事にしようと下書きしていましたが、
上手く表現できず、やっと今書き上げました。
最高裁判決とLGBT法。
お互い影響しているのかどうかも分かりません。
でもどちらもおかしいと感じています。
今後どうなるのでしょう。
海外での社会混乱が日本でも起こるのか。
懸念していた事は杞憂だったのか。。。
そんな事を考えています。