拉致被害者 帰ってきた人と残された人(R3.4.20)
平成14年(2002)の小泉訪朝で金正日が拉致を認めた後、10月15日に蓮池薫さん・(奥土)祐木子さん・地村保志さん・(浜本)富貴江さん・曽我ひとみさんの5人が帰ってきました。
あれから19年近くになるのですね。
5人が飛行機のタラップから降りてくる様子。
ご家族と抱き合って喜ぶ姿。
しかし曽我ひとみさんは静かで、あまり笑顔を見せなかったような記憶があります。
やはりお母さんの事が心配だったのでしょうか。
また曽我さんは故郷の自然を詩文のように表していた記憶があります。
「空も木もお帰り。葉っぱがお帰り。風もお帰り。頑張ってきたね、と囁く。
私も帰ってきたよ。ただいま。そしてありがとう。と答える」
※実際の文章ではありません、なんとなくこんな感じだったような。。。
帰国できた人の親御さん。
そして亡くなったと言われた人の親御さん。
それぞれ複雑な心境だったと思います。
子供が行方不明になり、探していたところ北朝鮮に拉致されたようだ。
そして帰国出来そうだ。
しかし、あなたのお子さんは亡くなっています。と宣告されたら。。。。
私なら落胆し、帰国できた人の親御さんたちを恨めしく、そして妬むかもわかりません。
なんでうちの子が。と。
そう思うと横田滋さんは偉かったです。
人格者でした。率先して帰国者やその関係者の写真をずっと撮り続けていました。
そして福田康夫氏の冷酷さを忘れません。
そういえば突然、田中実さん情報を入手後何年か経ってから報道していました。
田中実さんに続き、金田龍光さんも北朝鮮に入国していた。。。なぜ今頃この情報が? - 気になる事 blueのためいき (goo.ne.jp)
そんなこんなで、荒木さんは政府を信じられないのですね。
というか拉致被害者を救い出すことに消極的な政府の姿を見れば
誰だって国を信じられません。
必死さが感じられません。
北朝鮮との国交正常化を優先するような国会議員がいることも信じられません。
国民の命を何と思っているのか! と言いたくなります。