河野太郎規制改革担当相は10日の衆院内閣委員会で、新型コロナウイルスワクチン接種を受けた医療従事者のうち、強いアレルギー症状のアナフィラキシー発症者が計17人となったことについて、「確かに欧米の状況と比べると数が多いように思う」と指摘した。詳細な評価には言及しなかった。立憲民主党の吉田統彦氏への答弁。

 河野氏は、ワクチンを新規感染者が多い首都圏などに手厚く供給するかを問われたのに対し、「現時点で、高齢者の接種が始まる段階ではそうしたことは考えていない」と語った。高齢者への接種は4月12日から始まる。 

日本人はコロナワクチン接種後のアナフィラキシーの発症が多いと言われています。

上の記事によると強いアレルギー症状のアナフィラキシー発症者が17人。

割合からしたら多いです。

ところが今日の「スッキリ」で欧米と日本ではアナフィラキシーの定義が違うとの話が。

https://youtu.be/ubaRk3zU9lQ?t=1814

アナフィラキシーの定義について https://youtu.be/ubaRk3zU9lQ?t=1882

●短時間で起こるアレルギー反応

●蕁麻疹や腹痛、嘔吐などの症状

また厚労省のサイトで「アナフィラキシーとは?」

30 分以内で、じんま疹などの皮膚症状や、腹痛や嘔吐などの消化器症状、そして息苦しさなどの呼吸器症状を呈する。

そしてショック症状について

突然、蒼白、意識の混濁などのショック症状とあり、

アナフィラキシーとアナフィラキシーショックを混同している気もします。

https://www.mhlw.go.jp/topics/2006/11/dl/tp1122-1h01.pdf

 

その実、私もアナフィラキシー反応と聞いて命にかかわるような重篤な症状で、

その場に医師がいて、治療薬を服用しないと死に至るような症状だと思っていました。

すみません、無知で。。。。。

接種場所の医療関係者が間違って報告するとは思えませんが詳細を確認する必要がありそうです。

この件について峰宗太郎医師が日本と欧米の違い等について解説されています。

33:43~

日本の定義が曖昧過ぎませんか?

もう少し厚労省と現場とが話を詰めておかないと、間違った情報が世界に発信されてしまいます。

またアナフィラキシー発症者が海外に比べて多いと聞けば、躊躇う人も出てくるでしょう。

しかし万が一に備えてすぐに医師の診断を受けられ、治療薬も投与してもらえるのですから

出来るだけ多くの人に接種してもらいたいです。

報道機関は曖昧な表現は避け、正しい情報を発信し不安を取り除く努力もしてもらいたいです。