国会議員に拉致問題を任せるのではなく、何を実現するかが大事です(R4.10.17)
令和4年10月17日月曜日「荒木和博のショートメッセージ」第912号。
「あの議員さんならやってくれる」という期待はせず、「これを実現して欲しい」と押し込んでいくことが必要だという話です。
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田中実さんと金田龍光さん。
どちらも同じ施設で育ち、同じラーメン店で働き、そして突然いなくなった。。。
実はラーメン店の店長が北朝鮮の工作員であり、田中さんらを北朝鮮に行かせ、
二人はそのまま帰って来れなくなったのです。
ところが北朝鮮から二人は入国していた、そして生きている、更には日本に帰してもよい。との連絡が。
それも不思議な事にこれらは時期をずらして報道されていました。
拉致被害者2人の一時帰国拒否安倍政権時、幕引き警戒 - 気になる事 blueのためいき (goo.ne.jp)
最近、斎木昭隆・元外務事務次官も事実だと証言していますし、この事について国会でも取り上げられています。
元政府高官も実名で証言 それでも政府が「黙殺」する拉致被害者2人の「生存情報」: J-CAST ニュース【全文表示】
拉致問題に熱心な国会議員はこの事を知らなかったと、荒木さん。
その国会議員は斎木さんの証言を知らなかったのか、
それとも田中さんと金田さんを日本に一時帰国させてもいいとの連絡自体を知らなかったのか。。。。
いずれにしても熱心な国会議員でさえこれなのですから、世間一般ならもっと知らないだろうと思うとガッカリです。
私は国会の事、省庁の事は詳しくありませんが、それでも拉致担当大臣が兼務という事には納得できません。
それも2015年からは超多忙の官房長官と兼務ですから、拉致問題解決に本気なのかと疑ってしまいます。
やはり拉致問題省、もしくは拉致問題庁等、独立した省庁を設置してもらいたいです。
そうすれば官僚の確保もできますし、資料収集や拉致被害者が多い韓国とも情報交換できるというものです。
また世論に訴える為にテレビの利用も考えられます。
更にはこの事で国内外、特に北朝鮮に日本は拉致問題解決に本気だとのメッセージになります。
いくら岸田政権は拉致問題解決を最重要課題だと言っても、信じられません。
口だけでは何とでも言えます。
実際どんな事をしているかを示してこそ、本気を出して取り組んでいると言えるのです。